橋本裕の日記
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待望の5連休である。連休でもいつもと変わらず、起床は5時ごろである。日記を書いてからトーストとコーヒーの朝食。午前中は散歩と小説の執筆で、昨日は「俊介の青春」を4枚ほど書いた。時計を見ると、もう11時近くだった。
それから妻と羽島までウナギを食べに行った。私の家から木曽川の堤防道路を30分も走ると、その料亭に着く。料亭といっても私たちが食べた並の鰻丼は800円で、これがなかなかボリュームがあって旨い。
鰻丼のランクは「並」の他に「上」がある。「上」だと尻尾や頭に近い部分は入っていない。私たちが食べた「並」の鰻丼は、尻尾と頭に近い部分が入っていて、そのかわり真ん中の部分が抜いてある。しかし、味はそう変わるわけではないので、私たちはこれで満足した。
途中、木曽川の景色がよかった。木曽川橋を渡るとき、丁度正面に御岳が見えた。帰り道も正面に、御岳が見えた。御岳はまだ雪を被っていて白かった。さすが伊吹山にはほとんど雪が残っていなかったが、これもよく見えた。ここ数日黄砂の影響で、空が白く霞んでいたが、昨日はかなりきれいに晴れ上がった。
河原の新緑が美しかった。河原はかなり整備されていたが、それでもまだ鬱蒼とした樹木がところどころ残っていて、生き物たちの楽園になっている。車の窓を開けると、爽やかな風が吹き込んできた。何だか夏の高原に来たような気分である。妻と「一年中こんな気候だったらすばらしいだろうね」と語り合った。
途中、洋菓子屋に寄って、ショートケーキを二つとシュークリームを二つ買った。家について、妻が入れたコヒーを飲みながら、それを食べた。少しカロリーが気になったが、その分、夜は軽く、カップヌードルですませた。ほんとうは1日2食のつもりだったが、つい余計なものを食べてしまった。それでも入浴の時、体重を見ると58キロで、一年前より10キロ以上減っている。理想体重は60キロだから、これ以上減るのも問題だ。
夕方、次女が帰ってきた。連日、馬術部の試合だという。4年生になって部長は後輩に譲ったが、まだまだ現役で試合が続く。6月に大きな大会があり、それで優勝して全国大会に行くというのが彼女の夢らしい。(去年は惜しくも4位で補欠だった)5月には公務員試験もあるはずだが、次女の頭の中はまだ馬のことでいっぱいのようだ。
風呂から上がって一休みしていると、韓国のPatrickから国際電話がかかってきた。彼からの電話はこれが二回目である。セブの英語学校で一緒のクラスだったあずみから電話があり、彼女が韓国に遊びに来るという。東京のあずみからの電話で、私のことを思いだし、なつかしくなったらしい。英語で10分ほどの会話だったが、たのしいひとときだった。
最後、「日本語でグッドバイは何というのか」と聞くので、「さようなら」という日本語を教えたが、韓国語も教えて貰えばよかった。そして彼の「さようなら」に、韓国語で「さようなら」を返せば彼も嬉しかっただろう。今度電話があったときには、そうしようと思った。
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