橋本裕の日記
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2002年05月21日(火) 望遠鏡の思い出

 顕微鏡を買ってもらったのが、小学校の4年生のときだった。クリスマスのプレゼントだったと思う。値段は700円くらいだった。さっそく手当たり次第、色々なものを眺めた。アメーバーやゾウリムシなど、毎日眺めていて飽きなかった。

 半年ほどしたころ、顕微鏡の接眼レンズと祖母の老眼鏡のレンズを組み合わせて、望遠鏡を作った。かわいそうに、祖母は眼鏡のレンズが片方だけになって、かなり不自由したことだろう。しばらくして、顕微鏡を買った店で、望遠鏡用の対物レンズを手に入れた。

 これを顕微鏡の接眼レンズと組み合わせると、かなりの高性能な望遠鏡が出来た。月のクレーターもなかなかリアルに見えたし、もちろん金星や火星も見えた。自分がガリレオ・ガリレイになった気分だった。

 中学生になった頃、学校で望遠鏡を買う機会があった。土星の輪が見えるということで、是非欲しいと思ったが、定価が3000円近くするので、とても小遣いでは買えない。そこで、友人の村崎君と共同で買うことにした。

 一週間交代で双方の家に置くという約束で買った。しばらくはそうして、望遠鏡は双方の家を行ったり来たりしたが、そのうちにどちらかの家に何ヶ月も置いたままになった。高校生になったころは、私も星を観察する趣味はなくなり、望遠鏡も村崎君に渡したままになった。

 最近、また星が見たくなった。双眼鏡を片手に空を眺めているが、双眼鏡ではじっくり眺めることができない。そこで、最近星に興味を持ちだして、私の双眼鏡を持ち出すようになった次女に、「どうだ、半分ずつ出して買わないか」と持ちかけてみたが、「お父さん、買って」と、あっさり振られてしまった。

<今日の一句> 彦星と 織女はいずこ 星の夜  裕


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