橋本裕の日記
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昨日の朝日新聞の「きょういくTODAY」に、49歳の主婦の方が、「50歳からは新天地で」と題して、なかなか時宜を得た提案をしている。全文引用しておこう。
「50歳代に入ると小学生に真正面からかかわることは気力、体力から無理が来ると思う。私は49歳。小学生の子どもがいる。もう子どもと一緒の目線では動けない。教師は50歳を超えたら、行政の出向制度で地域センター、スポーツ教室などの活動にあたるようにしたらどうか」
もちろん50歳を過ぎても、教育者として情熱を失わずに、立派に活動している教師もいる。しかし、一般に50歳を過ぎて、なお子どもたちと同じ目線で動ける教師はそう多くはない。
したがってこうした出向制度は子どものためばかりではなく、教師にとってもありがたいのではないだろうか。ちなみに今かりにこうした出向制度があるとしたら、51歳の私はすぐにでも応募するだろう。
生徒の少子化が進むにともない、教師の高齢化が進んでいる。これが日本の教育から活力を奪う一因になっている。若くて生きのいい、そして体力、知力とも充実した教師が次々と補充されていれば、教育現場の雰囲気も随分かわるのではないかと思う。
さらにもう一言、本質的なことを付け加えよう。これまでは「何々一筋」という生き方が立派なことだと考えられてきた。しかし、本来は人生二毛作、三毛作が理想である。50歳あたりを節目にして、全く新しい生き方を選択するのも面白い。
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