罅割れた翡翠の映す影
目次|過去は過去|過去なのに未来
| 2002年06月26日(水) |
半袴を見て思ふ 咲乱 |
ちょっと思い出したかなり昔の話。
当時から、アタシはオトコが大好きだった。 つーか、その頃はまだ『あたし達』ではなくもうちょっとまとまっていたかも。 まぁオンナにも『好きだー!』とか言ってたらしいけど。 当時の「れんらくちょう」に事細かにそういうの書いてあんのね。 (親と保母が連絡を取る為の『れんらくちょう』) とにかく『情緒不安定』『我が強い』が頻出する連絡帳だったけど。
そんな幼少の頃、特にアタシの眼に焼き付いているのはスカートの女の子ではなく 半ズボンの男の子(のフトモモ)。
いつも期待していたのはスカートの合間からのぞくパンチラではなく 半ズボンの隙間に見えるはみちん。
そう、当時から『キャプテン翼』の半ズボン姿がオカズだったアタシは
立派にショタコン。ショタコン歴19年。
来年はショタコン成人式だわ(意味不明)。
そんな当時のアタシの餌食になった(哀れな)男の子がいたのね。
まだ暑い夏の夕方。 彼はたまたまアタシのウチに遊びに来てたのね。 アタシ達は自室で無邪気に遊んでおりましたわ。 しかし、コスチュームがまずかった。
やんちゃな笑顔。 つぶらでちょっと生意気な瞳。 ほのかな泥臭さ。 半ズボン(最重要要素)。
直球ド真ん中、彼は正確無比にアタシのツボ(半ズボン)を突いていたわね。 あまつさえ、彼は足をこっちに向けて大の字に寝っ転がった。 「あー、つまんねーなー」
つまんない?いやいやそんな事ないわ、今だから言うけど(時効よね)、 思いっきしはみ出してたから。 もしかして誘ってる?(んなこたぁ無い)
しかしそこは幼少期、『誘ってる』と勘違いしたアタシは次の行動を起こす。 だが。
セックスの知識は持っていたものの、男同士の所為かそこまでは考えない。 しかしキスなどするほど乙女チックでもなかった。 というよりこの状況でキスするのも脈絡が無いんだけどね。 そこで何を思ったかアタシは彼に、
自慰行為を調教しました(滝汗)。
かくしてお猿さんが一匹増えた訳よ。 今でも何故そこで自慰調教などしてしまったのか全くもって謎のまま。 その後彼が本当にお猿さんの様にヤり続けたかも謎。 …よく読めば判る通り、当時幼稚園児だったアタシが、 何故自慰行為を他人に布教出来るほど熟知していたかも謎。
しかし、 『そういや俺、お前にオナニー教わったんだよなー』 とアタシに言ってくる人間が何人も居るのかが最も判らないのよ。 だってアタシ三人位しか調教してないし。
昼過ぎに見た半ズボンの小学生を思い返すと、 そんな謎が脳裏を過ぎっていったのよ。 ただ言えるのは、アタシ(達)は 生粋のヨゴレゲイだったって事なのかしら。
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