罅割れた翡翠の映す影
目次過去は過去過去なのに未来


2002年06月03日(月)

大好きなヒトが横に居てぎゅっとしてくれる。
それだけでイっちゃいそうになる。

…それでも『大好きなヒト』の定義はかなり広範囲なので、
なんつーか、困ったさんだ。
それほどまでに、他人に集中して執着出来ないのはちょっと口惜しい。

誰でも良いのかも知れない。
そう考えると酷く寂しい気持ちになる。
所詮取替えの利く、そのヒトの『役割』を好きになっただけで、
そのヒト自身を好きになった訳じゃないような気がするから。

このヒトじゃなきゃ嫌だ。
そういうヒトに、僕はまだ気付いていない。
見つけてすら居ないのかもしれない。

僕に恋人なんか出来ないと、僕はよく言う。
それ以前で、愛することすら僕はまだ気付いていなかった。
そのヒト自身を見て、愛する事が出来ているのか。
それに相応しい僕になっているのか。

僕はヒトを愛する事が出来るのか、って。
時々、そう思うんだ。


Jade |MAILBBS

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