罅割れた翡翠の映す影
目次過去は過去過去なのに未来


2002年04月18日(木)

幾ら自分を否定しても此処に存在する事実は曲げられない
幾ら消えてしまいたくても嫌味な位この自分は存在する
幾ら痛みが消え現実感がどこまでも失せようとも此処に在る
実質的な要因を以ってしてこの身体と心が死なない限り

存在する事がどんなに嫌になっても、
その存在自体が消える事は無く、
寧ろ存在意義なんてモノが机上の空論に思える位に、
存在の重さを訴えかけてくる。
その自分の存在自体が。

いっくら存在意義無さそうに見えても、存在してる以上どうしようもない。
意味も何もへったくれも無い。
意味が無いつってももう存在しちゃってるんだもの。
ある意味とっくに存在を許されてるのだもの。
幾ら僕的に許せない存在だろうがなんだろうが、
既に在るものに意味を求めても、
『だって此処に居るんだもん、居るから此処に在るんだってば』
としか言いようが無い。
本当どうしょーもない。
こんなのでも、幾ら在り得なさそうでも、此処に確かに居るんだもん。

存在意義無さそうだから死ぬ。
ってのは阿呆臭くなってきた。
存在意義なんてのが社会とかへの貢献度みたいなモンなら、
尚更そんなものに囚われる必要もなさそうだ。
迷惑掛けてりゃその内淘汰される。
それまでは、自分が在る内は、その存在は意義が無くたって勝手に在る。
道化として世界の中で演じきってやるだけ。
一見、意味も無く。
存在し続けるだけ。
僕として。
僕のしたい事をする事によって。
僕という道化を演じるだけ。


Jade |MAILBBS

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