タクシー |
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ウチは昔から、ホントに小学生くらいから、ずっとタクシーが嫌いだった。乗るのが…じゃなくって、タクシーの運転手そのものがっていうべきか…。
小学生の頃、登下校で白線の中を歩いていても、必ず近づいてくるタクシーはクラクションを鳴らした。親の運転する車に乗っていても、タクシーは少しの隙間にも横道から入りこんでくるのに、普通の車が入ろうとすると思いっきりクラクションを鳴らす。道端でクラクションの音が聞こえてその方向を見ると、大半はタクシーがいる。このクラクションも、挨拶(入れてくれてありがとう)とかじゃなくて、明かに「テメェ邪魔!」って感じにビービー鳴らしている。もう、ホントのホントのホントに大っ嫌いだった。
これを昔、誰かに訴えたんだけど、その人には 「ほら、タクシーっていかに早く行って帰るかが勝負だから。 少々強引でも仕方ないよ」 っていわれた。…でも、ウチはそんなに心の広い人にはなれない。
そんなわけで、周りから「タクシー会社に就職する」っていう人が出たら止めようとまで思っていた。なのに! 今日、信号もなければ横断歩道もない、交通量がまぁまぁの道で車が途切れるのを待っていたら、タクシーが止まってくれた…。うわー…すげぇー…。って、思わず近くにパトカーがいないかチェックしてしまった。
今までのって、ウチの偏見だったんだなぁ。ちょっとだけ見直したかも…って、思ったその数分後にまたビービー鳴らしてるタクシーを見たから、なんともいえない。
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2005年11月01日(火) |
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