加工品 |
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「女は加工品」
なにって、妹が友達から借りてきた漫画の中の、高校デビューした主人公のセリフ。ここまで、的を得ているような感じのセリフ初めて見たー。化粧に、ファッションに…自分を加工して、いかに良く見せるか努力してんだぁ、みたいな。すげぇ、感動した! 漫画が今手元になくて、作者も題名も覚えていないんだけど、このセリフ見ただけで「この漫画見てよかったー」って思ってしまった。
とはいってもまぁ、世の中なんてどれだけ自分を加工するかっていうのが大切になるんだろうし、ありのままの自分を見て欲しいなんていうのは傲慢でもあるとは思うから(「ありのままの自分」って、そんなに素晴らしい人なのか?って意味で)、人として生きている以上、誰もが「加工品」だとは思うけれど。
だからって、人に「あんた加工品だよね」なんて言えないし、言われても困るけど。人に、加工してるって悟られちゃダメなんだろうなぁ。影でいかにどうするか、みたいな。高校デビューって、すげぇことなんだなぁ。
って、漫画が意図していることとまったく関係ない思いをめぐらせてみたり。だって、内容でいうとどうしてあの男があんなにモテるのかわかんないんだもん…。ウチの感覚が変なだけ?
さて。じゃ、ウチも自分を加工するための服が欲しい。でも、最近の流行とウチの趣味がかけ離れすぎていて、何を見ていても欲しいと思わない。…加工への道は行き止まりっぽい。 |
2005年10月23日(日) |
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