れもんのきりみ  メール  一覧  しゃしんにっき



そんなの知らないって

 ゼミの班でとあることをすることになっていて、でもそれを
「やっぱり変更しよう、その方がいいよ」
ってことになった。この変更を決めたのは、ウチと班長の女の子の2人。つまり独断(1人じゃないから「独」断じゃないか?)。

班「でも、AくんとBくん(残りの班員)帰っちゃったよ。
  いいのかな、勝手に変えて」
ま「いいんじゃない? 班長の意見だし」
班「じゃんけんで決めた班長に、そんな権限ないよ」

 というわけで、手分けしてAくんとBくんに電話をすることになった。ウチはBくん。班長が持っていた名簿を見て電話をした。すると、伝言メモにつながった。番号を直接交換したわけじゃないから、向こうがわざわざ名簿からウチの番号を携帯に登録した、なんて考えにくい。切ったら向こうから折り返しかかってくることは望めないかも…と思って、

「ゼミで班が一緒のますみです。
 〜〜〜〜を−−−−−にすることにしました。
 賛成か反対かだけでも早めに連絡ください」

と吹きこんで、電話を切った。Aくんの方は連絡が取れて、賛成してくれたという。そして、AくんからBくんに話してもらえるようにも頼んだ。だからもう変更で決定しようということで、変更点を別の班の班長に伝えたり、先生に言いに行ったりしている間に、気付くとBくんからの着信が入っていた。

 かけ直すと、Bくんが出た。

B「なにー?」
ま「伝言メモに入れていたことだけど…」
B「あぁ、返事入れたじゃん!」
ま「返事?!」

 着信は2秒だった。15秒にならないと、伝言メモにつながらないように設定している。メールアドレスも交換していないから、メールが入っていることはマズありえない。

ま「返事って?」
B「ワン切りしてなかった?
  あれ、『それでいいよ』っていう合図なんだけど」

 …知らねーよ、そんなことっ! 仲間内での“暗黙の了解”は、仲間内だけにしてくれ…。
2005年06月25日(土)

にっき / ますみ
エンピツユニオン