日々の泡

2001年08月22日(水) 予感の快感

久しぶりに全国をカバーする台風が来ると、
ニュースだけでなくお昼のワイドショーも台風画像一色になりますね。
台風は大物芸能人として扱われているのかも…。
「風雨に吹き飛ばされそうな現場アナウンサー」を見ないと始まらないなんて
(危険なせいか、最近は少なくなった気もしますが)ファンもいるのでしょうか。

嵐が近づくと人はソワソワわくわくしてしまう、という話は
映画だと「台風クラブ」なんてのがありましたが。
私はトーベ・ヤンソンの『彫刻家の娘』を思い出したので、久々にコラム更新。

大きな台風が直撃すると被害が心配だけれど、
夏の夕立の前の、空気の色が妙に黄色く変わって
水の匂い、埃の匂い、雷の匂い(なんでしょう? 焦げ臭い匂いかな)が
するようなひとときはいいですね。
今年の東京周辺の夕立は、そういう前触れなしに唐突に降り始めて
近くに雨宿りの場所がないとバケツの水を被ったような目に遭うことがありました。
ヒートアイランドの影響で、大都市の周辺はそうなりやすい、とか
新聞で読んだのですが、詳しいことはよくわかりません。
やっぱり予感のある夕立がいいなあ。


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蟻塔

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