2001年05月02日(水) |
ゲームのことはわからない私だけど |
今夜のニュースステーションでやっていた、 「グランツーリスモ」プロデューサーの特集をけっこう面白く見た。 新作の完成・発売がズレ込んだためか、編集もギリギリまでやっていたみたいだけど ゲームの話らしく遊んだ構成・ノイズ入った画面なんかも楽しかった。 (話それるが、「いま編集中です」なんてわざわざ言うのも 今どきのニュースショー「らしさ」なんだろうな… 見てる側も 夫「いま終わったばかりの試合のニュース、見逃したくないんだけど」 私「まだ編集中だからお風呂入ってて大丈夫よ!」 みたいな会話が出るし。)
プロデューサーY氏は、めったなことではキレない人であるらしい。かっこいい。 ゲームメーキングのスタッフが、リーダーである彼のことを聞かれて 「あの笑顔にころっと騙されて」と語った場面では、 そうだよね上に立つ人ってのは(もちろんその業務に関わる能力は大事だけど) 笑顔で人を引っ張れる素敵な「人たらし」だと言うこと無しだね、と 自分の知ってる人たらしの顔を思い浮かべて納得。
完成に近づいたゲームに不具合がないかどうかチェックするシーンが、 あらゆるモノ作りの人にわかりやすく共感できる、大切で わくわくドキドキする場面だと思うのは私だけだろうか? だってあれだけの力と時間を注いで作ったものに許し難い不具合があったら、 それこそ悲劇だもの。
あと、ああいう状態でモノを作っている(連日職場にカンヅメ、一日一食エトセトラ)人たちが、 ユーザー(とくにビギナー)の手から離れたところに行ってしまわないようにするのは、 けっこうな努力を要するんだろうな…大事なことだけど。なんてところに感銘を受けていた。
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