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2005年05月16日(月) しゃべり場に共感。
昨日の昼、NHK教育「真剣10代しゃべり場」のオープニングを見た。 大学に出かける直前で。 5月13日の再放送のようです。
テーマは、「どうすればアバウトに生きられるの?」。
私は彼女に強い共感を覚えた。 6年前の私のようだった。
完璧主義で、勉強も頑張っていい高校に入って、 そこでは優等生でいられなくなって。
彼女と全部同じではないけど、少なからず、分かる。
もっと、自分をがんじがらめにせずに、 おおらかで、ゆるやかでありたい。 私は今でもそう思ってる。
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色々思い出した昔のこと。
中学まで優等生やってきて、 私の付加価値は学力なんだと思い込んでいた。 でも、高校に入って、勉強ができなくなって、とても苦痛になって。
「こんな自分は要らない。」
勉強以外でも、「私だけできない」とか、 劣等感を感じることに対して弱すぎたから。
死にたいとか、消えてしまいたいとか、 この頃から強く思い始めた。
もともと、小学校で登校拒否するような弱虫だったし。
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今の私は。 めんどくさがりで適当な性格だけど、 どこかそれを許さない自分もいて。 今の自分がとても嫌で、 「葵ちゃんらしいね」と人に言われるのがとても嫌。
私でないものになりたい。 今の私を超えたい。 制作でも行き詰っている。
私って、バカ真面目で心配性で、 人として面白くないし、 ダサいし垢抜けてないし…。 疲れる。
だから、彼女の主張のように、 私もおしゃれや遊びを楽しむ同世代がとても羨ましい。 でも、自分にそこまでする価値は見出せない。
なんだか、「どーでもいい」。
結構頻繁に、とても空しくて辛い気持ちに襲われる。
この先人生が数十年続くなんて。 うんざりだ。
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母は、しゃべり場の主張に対して、
「そんな無理して変わらなくてもいいのに…」と呟く。
…そういう問題じゃないんだよ。私みたいな人にとっては。
自分が嫌なの。嫌いなの。 このままでいるのが苦痛なの。 こんな自分の性格には疲れてしまうの。 完璧主義なんて、追い詰めることしかできない。
私はもう21歳になって、高校生世代よりはドライに生きているので、 面倒なことには干渉しないし、人に深入りしたくない。 不安に対してもどんと構えて、 のほほんって生きられたらどんなにいいだろう。
「どうしたらおおらかになれるの。」 それもまた愚問に思える。 「どうしたら…」と思っている時点で永遠に無理なのではないだろうか。
「羨ましい」と思われている人たちだって、 それなりに悩みも苦しみも抱えて生きているのは 当たり前に分かっている。
じゃあ。
なんでフツウの人は死にたいって思わないの? 生きてるのめんどくさくないの?
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