" misty blue "
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2005年05月16日(月)
しゃべり場に共感。


昨日の昼、NHK教育「真剣10代しゃべり場」のオープニングを見た。
大学に出かける直前で。
5月13日の再放送のようです。


テーマは、「どうすればアバウトに生きられるの?」。

私は彼女に強い共感を覚えた。
6年前の私のようだった。


完璧主義で、勉強も頑張っていい高校に入って、
そこでは優等生でいられなくなって。


彼女と全部同じではないけど、少なからず、分かる。


もっと、自分をがんじがらめにせずに、
おおらかで、ゆるやかでありたい。
私は今でもそう思ってる。




****




色々思い出した昔のこと。

中学まで優等生やってきて、
私の付加価値は学力なんだと思い込んでいた。
でも、高校に入って、勉強ができなくなって、とても苦痛になって。


「こんな自分は要らない。」

勉強以外でも、「私だけできない」とか、
劣等感を感じることに対して弱すぎたから。


死にたいとか、消えてしまいたいとか、
この頃から強く思い始めた。

もともと、小学校で登校拒否するような弱虫だったし。





*****



今の私は。
めんどくさがりで適当な性格だけど、
どこかそれを許さない自分もいて。
今の自分がとても嫌で、
「葵ちゃんらしいね」と人に言われるのがとても嫌。



私でないものになりたい。
今の私を超えたい。
制作でも行き詰っている。


私って、バカ真面目で心配性で、
人として面白くないし、
ダサいし垢抜けてないし…。
疲れる。

だから、彼女の主張のように、
私もおしゃれや遊びを楽しむ同世代がとても羨ましい。
でも、自分にそこまでする価値は見出せない。


なんだか、「どーでもいい」。

結構頻繁に、とても空しくて辛い気持ちに襲われる。



この先人生が数十年続くなんて。
うんざりだ。




******





母は、しゃべり場の主張に対して、

「そんな無理して変わらなくてもいいのに…」と呟く。



…そういう問題じゃないんだよ。私みたいな人にとっては。


自分が嫌なの。嫌いなの。
このままでいるのが苦痛なの。
こんな自分の性格には疲れてしまうの。
完璧主義なんて、追い詰めることしかできない。





私はもう21歳になって、高校生世代よりはドライに生きているので、
面倒なことには干渉しないし、人に深入りしたくない。
不安に対してもどんと構えて、
のほほんって生きられたらどんなにいいだろう。


「どうしたらおおらかになれるの。」
それもまた愚問に思える。
「どうしたら…」と思っている時点で永遠に無理なのではないだろうか。

「羨ましい」と思われている人たちだって、
それなりに悩みも苦しみも抱えて生きているのは
当たり前に分かっている。







じゃあ。

なんでフツウの人は死にたいって思わないの?
生きてるのめんどくさくないの?





20:51



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