" misty blue "
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2004年10月02日(土)
身近の死


2日は、一人でもちゃんと朝から動いて、
お出かけして、日記のネタも結構あった。


でも、そのことは、後日、書けたら…書くことにします。



今は、2日の深夜。
日付は3日になった。


わたしの、21歳の、誕生日。




**********





死期が近づいている人が身近に居たなんて、
全然気づいていませんでした。
知るよしもありませんでした。


元気だと思っていたのに。
心配になったことはありましたけど…。





無機質な文字で送られてきた連絡。


「○○が亡くなりました」

メールで知らされただけでは、全然実感がわきません。
ほんの短いメールなのに、震えが止まらなくなりました。


主語も述語もなんかおかしい、そう思いました。

冗談であって欲しい、でも、こんなメール冗談で来るはずが無い。









死ぬって何?
どういうこと?


もう、戻らないっていうことなんですよね…。



言葉の上では分かっているんです。
理解しています。

でも、どうしても、わかりません。



確かに居たんです。
私は先輩と、少しだけど、話をしました。
みんなと、一緒に、過ごしました。


可愛くて、おしゃれで、素敵な先輩が、すぐそこに。
確かにいたのに。










私が今日21歳になって、
21歳で結婚した人がどうの、とか、
そういう会話を母たちとしていたのだけど。

私の1年先輩が、亡くなるという事実は、
また違った意味で、遠いようで近く、よくわからなくて遠い。



私が今日買い物をしていた間に、
先輩はどこかで既に息を引き取っていたのかもしれない。


そう思うと、やりきれない。











どうして、先輩が消えてしまわなければらならないのですか?




私は、みんなにそこで生きていて欲しいんです。

誕生日にこんなことを言うのも親不孝者だけど、
今すぐ誰かが死ぬなら、私でなければいけないって、思っています。





どうして、先輩なんですか?












通夜は3日、告別式が4日。


本当だと思い知るのが怖くて、行きたくない…。








私は、先輩の死をどう受け止めればいいのか、わかりません。







忘れません。
忘れられません。




ご冥福をお祈りします。






**************



こうして打ち込んで変換して、文字に残すことも、辛いものなんですね…。


しぬ。なくなる。
その漢字が、とてもつめたい。



2日26:11



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