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2004年09月25日(土) 「芸術家」。誤解されてますね。【1】
先日、バイト先Nさん曰はく。
「じゃあガラス細工師になるの?」
「芸術って…なんかごちゃごちゃ〜ってしたよくわかんないもの作るの?」
………。
違いますって!!
まず、「ガラス細工」だなんて細々したことはやってないし、 (バーナーワークに限定するならまぁ通じるかもしれないけど) それじゃあ吹きガラスとかキルンワークを含まないでしょう…。 なんでそんな細かいモノだって決め付けるんですか…。
次。
「美術作品は、一般の人には解することのできないもの。」
…とか思ってないですか? これは教育とか教科書のせいなのかな…。
いや、正直、私の中にも偏見はある。
あるけど、芸術は基本的にはヒトが楽しむ、 ヒトに訴えかけることができるものであるべき。
枠を広げれば、今目の前にしてるパソコンの形状を設計するデザイナーも含む。 商品開発するヒトだって、見た目は重要な要素でしょう。
教科書は、有名なものや特徴的なものを取り上げてるのかもしれないけど。
たとえば有名どころではピカソとかね。 「モチーフをこういう風に表現…」 って、本人の中で咀嚼した結果がそうなのであって、 万人に理解しろとは言ってない。
でも、一般には、「変なの」「よくわかんない」が先歩きしてるような気がする。
難しいことは抜きにして。
「好き」「嫌い」「わからない」「おもしろい」「きれい」「変なの」…。
見る人が何かを感じてくれれば作り手はそれでいいんじゃないのかな。
…って、あるヒト達の発言の受け売りですが。
「芸術は爆発だ!」とか言ったヒトもいるらしいけど、
私は『芸術は多様である。』と思う。
爆発だ!と感じたのはその本人の、自分の道筋としてだろうし。
芸術って言葉そのものが偏見…っていうか、 ヒトと距離を作ってる感じがする。
…それが私の偏見なのかも。
周囲のヒトに私をどう説明すればいいのか、 変なヒトだと思われないか…ちょっと悩みの種だし。
【2】へ続く。
26日22:52
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