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2003年10月18日(土) 無意味なブランド
変なところで、世間は狭いと知った。
バイト先のパートさんのご主人と、 高校の部活の友人(♂)の父親が知り合いなんだそうだ。
そして、その友人の父親、 友人を「自慢の息子」として自慢しまくっているという。
確かに、友人(♂)は慶応義塾大学の人間だ。 (国立落ちて、慶応に補欠合格だったけどね…)
世間的に、自慢できるだけの学歴とかステータスは持っている。
でも、私から言えば、 そんなのを自慢するのは馬鹿らしいと思う。 (負け惜しみとか自己正当化とか、お好きに解釈してください)
学歴がよければいい人物だといえるのか。 高学歴な人が犯罪起こしてないとでも?
まぁ、大げさな言い方ですが。
私は、友人は学歴抜きにして素晴らしい人だと思ってる。
学歴も1つの長所だから、自慢したくなるのも分かる。 だって、あんなに素敵な人に彼を育て上げたんだもんね。
パートさん「Sさんも名大受ければ良かったのに」
(一応出身校は、ハイレベル国立大への進学率は県内では上位。)
わたし『うちも、(一応)国立なんですけどっ』
パートさん「あら、そうなの」
…国立と思われてなかったのか。 まぁ、中堅というか、中レベルというか…だしな。
センター試験、頑張ったのになー。 (多分、二次試験で成功すれば、名大受かってるくらいの点は取ったさ! でも、志望校は高2から今の大学だし、2次向け勉強は一切してなかった。)
「妥協した」ことに、進路が決まってからも、入学してからも、 かなり苦しんだよ。日記にも書いた。 「ハイレベルに所属」してたことで身に付いてしまった 傲慢さや、過剰なプライドなんか、捨てたかった。 今でも捨てきれていない。
でも。
名大行ったって面白くなんか無いじゃん。
今のところで、好きなことを学んでいるの方が向いてたみたいだ。 間違って心理学方面なんか目指してたら、 トラウマに触れるスレスレまで迫ることになるし。
逃げ出すしかなかったんじゃないかな。
よかったよかった。
無意味なブランドにとらわれなくて。
「自慢の娘」。
…なんて、言われてみたいような、言われてみたくないような。
言わなくても、 そう思ってくれたら、嬉しい。
(外で言いふらし始めたら、期待を裏切るのが怖いし重いし。)
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