" misty blue "
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2002年07月10日(水)
■旧同級生の死(3)


まさかこんなことがあろうとは思わなかった。





1限のスポーツを終えて、やる気もなく次の教室へ向かう途中、母からメールが来た。







幼稚園から中学校まで一緒だった男の子が亡くなったという。




…また?

だって、高校の同級生のお通夜が一昨日で、お葬式が昨日で…。



どうして。



彼は同じ高校受けたけど彼は落ちちゃって、それ以来会っていない。

彼は元気で、何度か同じクラスになって、
小学校では代表委員やってて、中学校では生徒会もやってて…


後から聞いた話では、
たぶん昨日、何かスポーツをやっていて倒れた、とのこと。
急死だった。




私はまた忙しくて今日のお通夜には行けなかった。
母が代わりに行って来た。
たくさん人がいたそうだ。
中学までの友達、中学校の先生、友達のお母さん…






「旧同級生の死」なんてタイトルでこんなに続ける気はなかった。

ついこの間の日曜日、人の死を初めてまともに受け取って、
まだ3日しか経っていないのに。
どうしてこんなことになっちゃうの。




人って、死ぬとあっけない。

次の日には素早くお通夜と葬式の準備をして、いろんな人を呼んで、
火葬してしまう。
数日前まで普通に生きてたのに。


私は、「亡くなった」という事実は受け取ったが、
日曜日に知らせが来た彼も、今日の彼も、まったく実感はわいていない。





死ぬって何?
体が機能停止すること?
動かなくなるの?
どうして?
もう動かないの?
しゃべらないの?
笑わないの?
もう元には戻れないの?
私の記憶の中のあの人はもう存在しなくなったの?





今生きている私には、いくら考えたって答えなんか出ないんだと思う。



ただただ、「ご冥福をお祈りします」とだけ。

でも、たった19歳なのに…。
やりきれない気持ちでいっぱいです。



21:30



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