2007年12月03日(月) |
闇の奥(あと会田誠) |
日経の夕刊をぼーっと読んでいたら、小川洋子がインタビューに答えていた。
小説を書き始めたころ、最も重要な問題は自分自身でした。一番知りたいのは自分で、それが最も深い闇だった。闇を探る手がかりが欲しくて書いていたのですが、だんだんその闇の底の浅さに気がついてきた。自分にこだわっていては自分の脳みそよりも広い世界へ出ていけないと思うようになりました。
“たましいの闇”(須賀敦子)を通り抜けた先に、自分の周りの世界が見えてくる、らしい。
追記 彼ぴが買ってきた会田誠の画集が面白くて仕方ない。rikaちゃん、やっぱりこの人凄いのかもしれないね。現代美術なんてよう分からないが、裸の女の子からイクラがぷちぷち生まれているのは相当気持ちが悪くてひかれる。
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