夕方の風が涼しくなってきた。夏が終わると思うと本当に悲しい。今年は、会社を辞めて新しい会社に入った特別な夏だった。生活は意外と淡々と続き、要するに働くことは大変だという事実は会社が変わってもあまり私の実存に大きな変化を与えず、日々自炊したい気持ちとできない自分との葛藤が続いた。
夏休み(休みじゃないけど)最後の週、『河童のクゥと夏休み』http://www.kappa-coo.com/を見る。驚いた。ぼろぼろ泣いた。同時に先日の吉田修一『悪人』同様心に鉛のようにひっかかり、沈み込む何かが残った。それは自分が続けている生活への疑問、というのか。とても気分の悪いものだ。子どもの映画だと思ってバカにしてはいけない。とても深い。監督は『クレヨンしんちゃん大人帝国の逆襲』の原恵一。
土曜日はもちろん阿波踊りに行きました。サさん一家が来て、ヨくんと遊んだ。ああ、あんなにかわいい子どもが毎日自分と一緒にいてくれたら、なんだか毎日のいろんな価値観が変わってしまうんだろうなあ。
タコライス。くだらない日記でごめん。ちょっと落ち着いたら腰を据えて書こうと思っています。おやすみなさい。
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