(※カレーは彼ぴ作です)
驚くほど眠っていた。排卵日前だからだろうか(最近、バイオリズムのことばかり書いている気がする)。
3時過ぎに起きて、東中野のうつわ屋に行く。4畳ほどのアパートの一室に、上品なお茶碗や花瓶、うすはりのガラスコップなどが並んでいた。小柄な女性店主が、麦茶を出してくれる。石田誠さん(松山在住の作家)の作品だという。「石田さんのファンの方ですか」と聞かれたので「ごめんなさい。知らないんですけど……。有名な方なんですか?」。野暮なことを聞いた。
少ない収入と値段を見くらべて悩んだ末、4000円のお茶碗を2つ買った。黒に近い焦げ茶色が、ところどころ紫色に光る。土曜の夜はカレーだったので、福神漬けを盛った。おかずが映える。網戸から入る風が気持ちいい。遠くで電車の音が聞こえる。
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