2007年01月27日(土) |
【連載】家購入への遙かなる散歩 「中板橋」編 |
25歳になって、だんだん将来のことを考えるようになった。将来といえば、象徴的なのはやっぱり家でしょう、と思って長谷川高『家を買いたくなったら』(WAVE出版)という本を買った。何気なく手に取ったのだが、これが「私は編集者としてこういう1冊を作りたい」と思う良書であった。分かりやすくて、信用できて、役に立つ。(「家が欲しいなら一日も早くお金を貯めなさい」と言っているのが、とてもまともで良いと思った。)
ところで、物件を探すには、まず住む地域を決めなければならない。著者は、先入観をあまり持たずに多くのエリアを散策してみることを勧めている。そこで私は、おお、これをホームページの企画にしようと思い立った。
週末、暇な時に知らない町を歩いて、ここは住みたいか、住めるのかを勝手に考えていこうと思う。ちなみに、今はどこを探してもビンボーOLである私が買える家はないので、「購入可・不可」については全く考慮しない。テーマを決めると散歩も楽しくなりますね。みたいな感じで頑張ろうと思う。
あと、バナナちゃんアイコンを大急ぎで作ったのであまりかわいくない。これの「カイゼン」も頑張っていこうと思う。
査定対象……東武東上線「中板橋」駅
【食品のお買い物】★★★ ・「なかいた」商店街があり、けっこう活気がある。 ・夜遅くまで開いていそうなスーパーは皆無だった。
【古いおうち】★★★★ ・古い一軒家が、まあまあありそう。 ・マンションは新しめの物件多し。
【本屋さん】★ ・駅前に1軒存在するが、エロ本が主の品揃え。 ・遅くまで開いている書店は皆無。
【カフェー、喫茶】★★★★★ ・roji cafeがよかった。
【お出かけ】★★★ ・最寄りのターミナルは池袋。嫌じゃないけどちょっとやだ。
【実家からの距離】★★★ ・1時間半くらいだろうか。
【その他よかったこと】 ・銭湯がある ・石神井川がある ・気取らない雰囲気
実は、板橋区来訪はほぼ初めて。
「中板橋」駅南口。東上線は埼玉の匂いがする。
roji cafe。一軒家を改造していて居心地がよかった。置いてあった幸田文『流れる』、(私の持っていない)anan増刊号時代の『ku:nel』を読む。ただし、あまりにも家っぽいので「家にいればいいじゃん」という気持ちになってくる(笑)。
駅から徒歩5分くらいの場所に銭湯を発見。煙突もある。
「なかいた」商店街。写真がわかりずらくてすんまそん。けっこう何でも揃いそうです。
石神井川。駅から10分くらい「なかいた」商店街を歩くと川にぶつかる。水のある風景が好きだ。
さらに石神井川沿いに歩いていくと、中山道にぶつかる。最寄りの駅は都営三田線の「板橋区役所前」。このあたりの「仲宿(中宿)」という地名は、昔の宿場町の名残らしい。
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