久しぶりに文章を書きたい気持ちがわいてきた。わいてくるまで書かないことにしているのでうれしい。きっかけは、石田千の新刊が出たことかもしれない。『須賀敦子のミラノ』(著者は大竹昭子)も買った。うれしい。
今日は江古田に行く用があったので、久しぶりに池袋で降りる。西武のズッカでセーターを2枚買う。以前買って、着倒して、壊れたものと同じ商品。最近、トップスは無地のVネック以外全く興味がなくなってしまった。いかり肩は、Vネックが一番細く見えるのを発見したのだ。夏はTシャツ、冬はカシミヤのニット。春と秋は綿のニット。妥協してV以外を着る日はなんとなく居心地が悪い。
3カ月アジアを旅行していた友人が帰ってきた。写真を見ていると、本当に楽しそうでこちらまでスカっとする。タイに留学していた友人も帰国。ぐだぐだだべれる人たちが2人も戻ってきてくれて、ほっとする。
先日読了した『須賀敦子全集第1巻』の『旅のあいまに』の中に見つけた言葉。「人生は、どうしても妥協するわけにはいかない本質的に大切なものがすこしと、いいよ、いいよ、そんなことはどっちでも、で済むようなことがどっさり、とでなりたっていて、それを理性でひとつひとつ見きわめながら、どちらかをえらんでいくものだ」
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