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2006年11月23日(木) いろんな仕事の人がいる

先日ラジオ深夜便を聞いていたら、「もみじ研究家」の矢野正善という人が話していた。非常に面白く、夢中になる。眠れなくなる。

趣味を極めないと気が済まない人らしい。もともと会社員で、写真を趣味にしていたらその写真が仕事になった。そして料理写真家として有名になってきたときに、今度はもみじにはまっった。たまたま人にもらったもみじ(正式にはカエデ)がきっかけだったそうだ。はじめは趣味のつもりだったが、いつもの通り没頭しすぎてついに、「もみじ研究家」を職業(?)にしてしまったのだという。自費出版したもみじの本は、ホームページ上での注文だけで、もうすぐ売り切れそうな人気ぶりだとか。世の中広いなと思う。



子ども向けの職業・社会体験施設「キッザニア」のホームページを見ていて思ったこと。(行ったことがないので分からないが)こういうところで取り上げられる「職業」って、専門職が多いなあと思う。たとえば医者、新聞記者、テレビ番組制作、消防士、お菓子屋さん、美容師などなど。特徴がないからなかなか難しいのだろうが、日本人に最も多いいわゆる「サラリーマン」を細かく分類してどんな仕事をしているのかを教えてくれる場所はないのだろうか。

よく「サラリーマンにはなりたくない」と言われてしまう、スーツを着て働く40代〜50代の大人たちは、どんな風に仕事をしているのか。「満員電車に乗って、今日も部長と新人の間で板挟み」……そういった漠然とした答えではなく。彼らのしている仕事にはどんな手応えがあり、日々の積み重ねがあり、入社以来30年間勤め上げた先には、どんな風景が待っているのか。誰もそれを、教えてくれない。


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