「連載は、連ねて載せると書くんだよ」 と、だめ出しを受けながらも 負けずに違う話題を書きます。
やほほ。(おおブレネリ)
強い男と弱い男、どちらが好きかと問われたならば 私は瞬時に「弱い男」と答えよう。
弱い男はいい。
謙虚だ。 優しい。 品がある。 腰が低い。 本が好きだ。 「料理、手伝うよ」と協力的に違いない。 真夜中に膝を抱えて泣いてる。 合コンでブスにも優しい。 伏し目がちに、「本当の愛なんてないけど。。。一緒にいたいよ。。。。」 とか言ってくれそうだ。 ・ ・ ・ 妄想も入ってきたので止めておくとして。 そうだ。大河ドラマ「武蔵MUSASHI」が、どうもいけない。
ここのところNHKを褒めてばかりいた私だが、 今日の二週目はさすがに見るに耐えなかったため、書かせて頂く。
おりしも不況の2003年である。 行き止まりである。 デッドエンドである。 いいことなんて無さそうである。 就職は氷河期でアナの内定は高橋秀樹の娘のマーヤにとられて、 雑誌には「うつですか?」という文字が並ぶ、 年の初めである。
そんな時に、「一度も負けたことのない男の話」を 週1で流すなんて。 毎回のサブタイトルに「!」がつくからね。 つらいよ! 「俺は強い!」って!! 弱い男なら 「俺は弱いけど弱いなんて言葉に出したらそれは嘘になるし、 ということを言葉に出している時点で救いを求めているだけだし、 と言いきれる自分は本当は弱いのかどうかなど分からないが それは逃げで。」 となる筈だ。
市川新之助、ぶっちゃけもろ好みだけど あんなにいつも「うわあああああああ!!!!」とか 「お通うううううう!!!!」とか言われてもね。 リストラされたおじさん見ないよ。
唯一救いなのが ドラマの中で一人だけ弱い、又八(堤真一)だ。 情けないのはいい。 「百戦百勝」は息苦しいが、「百戦百敗」は笑える。
まあ日本人が一番好きなのは、 「百戦九十九敗、最後に一勝」だろうけど。(忠臣蔵とか、プロジェクトXとか)
・・・そんな理由から だめんずうぉ〜か〜で有名なれいこさんだが、 最近新しいだめ男を発見。
町田康の小説の男たちだ。 彼はオリーブにでるほどかっこいいのに、 こんなだめだめ小説を書いていたのか。 「くっすん大黒」を読んで思った。 雰囲気が松尾スズキの文章と似ている。
非常に、面白いです。 だめはやっぱり、笑えるのです。 そして笑いが、世界を救うのです。 やほほ、も彼のぱくりです。
やほほ。
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