見たいものと見たくないものがあって 聞きたいことと聞きたくないことがあって 知りたいものと知りたくないことがあって 私は 「見なければ良かった」 「聞かなければ良かった」 「知らなければ良かった」 としばしば感じる。
いろいろ分かる前のほうが絶対に幸せだ、 と思う。 死ぬまで鏡が無かったら 自意識なんて芽生えなかったんじゃないかしら。
怖がったり悲しんだりする為に生まれてきたんじゃないし でも喜んだり笑ったりする為に生まれてきたわけでもない。 そういうことなのだろう。 考え込んでも何の意味もないのだろう と思うことに何の意味もないのだろう と思うことにも何の意味もないのだろうね。
理屈っぽくなっちゃったけど 要するに今日は見たくない物を見てへこんだ、 というとても単純な日記。
まあ一日寝てたし明日もバイトがないから幸せー。
夕方に渋谷のラグタグに服と靴を売りに行った。 たたき売りっていう感じだったけど、 まあ買い取ってもらえないよりはいいか。 そのお金でTシャツを買った。 去年綺麗な色に目覚めた反動か、 今年はモノトーン好きかも。
そういえば今月の「流行通信」、 表紙の田辺あゆみがあんまり素敵だったから 買ってしまった。 全身ワイズビスリミの服で、 それがこの上なく似合っていた。
あんな風にクールになりたいものだわ。
前にスタイリストの野口強が何かの雑誌で、 「最近の女の子はコーディネートに工夫がない。 シンプルなTシャツにスリムパンツというの格好が クールに見えるのはモデルが普段着で着ているからなのに、 それを普通の体系の子がおしゃれと勘違いしてやっている。 コギャルのほうが洋服を楽しんで着てる。」 というようなことを書いていたけれど、 全く正論だとは思う。
でもモデルさんの真似したいのよー。 あんな風になりたいのよー。 松浦亜矢ちゃんにはどう頑張ってもなれないもの。
モデルといえば 昨日新宿から家まで歩いて帰る途中で 市川実和子を見た。 「素敵な黒髪美人がいるわ」と思って 何気なく顔を見たら実和子様だった。 暗かったのにあのオーラは凄い。
「美しさに何の意味があるの?」 と文句を付けつつ 結局私も美しいものに惹かれている。 嫌だわ。
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