電話がきて、「外を見て」と言われた。
「今からおまえんちの前、通るよ」
私のマンションは、国道沿いで、何度か、あなたから、おまえんちの前を通ることがあると言われていた。
「そのたびに、電話しようかね〜と思って、やめた」と聞かされていた。
「今、ケンタッキーの前通った」と言われ、わくわくしながら待っていると、大きなダンプが見えた。
「見えた見えた!!!」と手を振ると、「おお、おまえも見えた」と言われ、2人で手を振りあった。
私はなんだか興奮しまくって、「なんか、いいね〜!」とものすごくハイテンションになった。
あなたは、私の興奮した様子に、笑っていた。
「今日は昨日のこと思い出してた?」と聞くと、「よ〜う」と言い、「思い出して俺の心はなんだかすっかすかよ〜」と言った。
「余韻に浸って、心ここにあらず?」と聞くと「昨日があまりにもよすぎたからね〜。やっぱり、比べてしまって、現実がきつくなってきた」と言われた。
本当に!!!?と嬉しくなる。
もう、思いはそこまで大きくなってきてるんだ〜と、信じられない気持ち。
「また会って、幸福を感じさせてあげるからね」と言うと、「幸福もだし、楽しいし、癒されるし、最高だよ」と言われた。
「二人で笑顔になろうね」と言うと「お前の笑顔で俺も笑顔になる」と言われた。
あなたが、もっともっと、私に会いたいと思ってくれますように。
私のことをこんなに好きになってくれて、本当にありがとう。
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