永遠の愛

2014年10月29日(水) 絶対

会えた。


だけど、前日、仕事で腰を痛めてしまったらしく、ホテルで過ごすという案は流れてしまい、いつもの、1時間半程度の逢瀬になってしまった。


最近は、あなたも別れをおしんでくれるようになって、30分くらい時間が伸びている。


「あともうちょっと」と私が言うと、前は「なーんがよ、もう時間やっちよ。帰るぞ」と言っていたけど、最近は、「あともうちょっと。こないだも7時半までいてくれたじゃん」というと、「おう。そうだな」と発進しかけたエンジンを止めてくれる。

「あっという間だ〜〜。早いね」と嘆くと「だっからよ・・・」とあなたの声にも残念そうなのが感じられて、私は満足する。



今日も、嬉しいことを言われた。


いつもの、いつか一緒に住もうねという話。


何の話からか、その話になって、私がいつものように「早く一緒に暮らせる日が来るといいね」と言うと「そうだな。絶対、一緒に暮らそうな」と言ってくれた。


「絶対」の声が、大きくて、力強かったので、私はびっくりした。


いつもなら、遠いところに思いをはせるような、間延びした願望の独り言みたいな言い方なのに、今日のは、断言するような感じ。


あなたの中でも、しっかり将来の目標として息づいているのだろうか。


現実的には、どうやって?という、実現させるには大きな壁が立ちはだかるだろう目標を、いつも、先のことはわからないと現実的なことを言っているあなたが、夢みている。

信じられない気持ち。


夢みる話は続く。

「実は喧嘩ばかりしてたりしてね」とか、「お互いこんなやつとは思わなかった〜とか言い合うかもね」とか、「それもまた楽しみだ」とか「たまにはお皿洗ってよ!って私が怒ってるかも」と言うと「それは俺が何も言わずに洗ってやるのよ」とか。「私のお誕生日には手料理作ってもてなしてね」というと、「もちろん、その時はいろいろおまえのために考えるよ」とか。

具体的な妄想が続く。


「部屋は、1LDKでいいかもね」と言うと、「そうだなー、2人だったら1LDKでいいかもな」と想像してくれた。

「服とかもあんまり持たないでしょ」というと「そうだな。夏と冬と着れる服が数着あればいいしね」とか。

「あんまり物を持たずに暮らそうね。おいしいものを食べることにお金を使おう」と言うと「そうだな。あとは、心が豊かになることとか、思い出にお金を使おう」と言った。

「うんうん、旅行したりしようね!」というと「そうだな」と言う。


男の人が、こんなに妄想につきあってくれるなんてと、ありがたく思う。




それから、過去の話をした。


前に、「いつから私のこと好きになった?」と聞いたことがあって、「おまえが、マンションで一人暮らしをしてる時に会ってた頃からかな」と言われた。


それは、5年前のことで。


でも、私は、7年前に再会した時に好きになってくれたのかと思っていたので、ええ〜?とショックを受けた。


その時の話をして、「7年前の時から好きになってくれてたのかと思ってたけど、違ったの?あの時は好きじゃなかったの?」と聞いてみた。


「いや、7年前の時も好きだったのよ。だけど、あの時はおまえの気持ちが急上昇すぎて、ついていけてなかったってのもあった」と言われた。


そして5年前も、まだまだ私の気持ちが強すぎて、釣り合いが取れてなかった。

そして今あなたは、私の思いを超えていると言う。


「昔はおまえの気持ちがかけあがりすぎてて追いつかなかったけどね」と言うので、「今は超えてきた?」と聞くと、「超えてるね〜」と言ってくれた。


超えてるの??と、自分で誘導したのに、素直に認められて、驚く。


まだまだそんなはずはないと思っているけど。


9月に会った時に、私が「好き」と言うと、「俺のほうがもっとお前のことが好きやっが」と言ってくれた時のことを思い出す。

あれっきり、そんな言葉は聞いていないけど。。


私の思いよりも、あなたの思いが強いなんてことは、まだありえないけど。


もしかしたら、もしかするのだろうかと、うぬぼれてみる。




あなたは、今の私が一番魅力を感じると言ってくれて。

どんどんお前に惹かれていくと言ってくれた。

髪型も、服装も、何もかもが新鮮で、魅力的でかわいくて仕方ないと言ってくれた。

「おまえはうざいよな〜」と言い、「そんなうざいところもかわいい」とも言ってくれた。。

「でも、旦那には言われないんやろ〜?近すぎて見えてないのかね。俺にはこんなに魅力的に思えて仕方ないのに」と言う。


嬉しくて、嬉しくて、仕方がない。


こんな言葉をかけられると、女は綺麗になれるのだろうと思う。。


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まひろ [MAIL]

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