まだまだ、電話だけの日々。
なかなか会えない。
けれども、嬉しいこともあった。
夫が出張でいない日を告げると、いろいろ考えてくれたみたいで。
休みの日に、仕事になったことにして、時間を作ってくれることになった。
昼間のデート。
一体、何年ぶりだろうか。
そして、昔した約束が、やっと現実になるという喜び。
7年くらい前から、「おまえともっとゆっくりできる時間を作りたいね〜」と言われ続けていて。
「いつか有休を取って時間を作るから、どこか行きたいね」と言っていた。
いつ?いつ?と、聞いてはいたものの、現実になることはないだろうと思って、ほとんど諦めていたけど。
あなたから、いろいろ向かってきてくれていることが、本当に嬉しい。
今朝の電話では。。
電話を切る間際に、「いつものあれを聞きたいですか?」と冗談ぽく聞いてみた。
あなたは、「おう、もちろんよ。聞かせんか」と素直に応じたので。
今度は、私が、「どうしよっかな〜」と言ってみた。
そしたらあなたは、「あ〜〜おまえ、そんなこと言うわけね〜」と笑いながら言って、「俺の知ってるお前は、そんなこというやつじゃなかったのにな〜。もっと素直でかわいらしい女だったのにな〜」と言った。
私も笑って、「こんだけ待ちぼうけをくらえば、意地悪にもなるのよ」と言って、「でも、この先にすごく嬉しいことが待ってるから、言ってあげる」と言って、「愛してるよ」と伝えた。
あなたは、満足げに、「おう」と言った。
「あなたは言わないんでしょ。また今度ね」と言うと、「おう、俺は会った時に」と言っていた。
念願の約束は、実現するだろうか。
どこまで行けるのだろう。
どのくらい一緒にいられるのだろう。
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