永遠の愛

2014年08月03日(日) あなたの気持ち

電話をした時に。

いろいろとうざいことを言ってしまって、何度も後悔する。

あなたの気を引こうと、私は何てバカなことばかり言っているのだろうと、自分が嫌になる。


だけど、あなたは、予想外のことばかり返してきて、不安は不安ではなかったんだと気づき、よかったーと、胸をなでおろす。



ここ最近、また、数年前と同じことを繰り返しそうになる自分がいる。



苦しくて苦しくて。
あなたが私とのことをマンネリに思って、去って行ってしまうのが怖くて。
それならば、自分から去ってしまおうかと思う気持ち。
去っていく自分をどう思うだろうか?とあなたを試したくなる気持ち。


こないだ、それとなく、そのことを打ち明けてみた。


「やばい傾向だよ。つらくてつらくて、去ってしまった数年前と同じ傾向になりそう」

そしたらあなたは、慌てて、「思いつめるな」と言った。


「おまえはすぐに一直線につっぱしって、思いつめるところがあるから、もっと気楽に。ゆっくりゆっくり会っていこうよ」と。


「あなたからも、今日は早く終わりそうだから会えない?とか聞いてくれたらいいんだよ」と言うと「もちろん、そのつもりだよ。ちゃんと、会えそうな時は連絡するから」と言われた。


「だけどさー、前の時も、私が連絡しなかったら、そっちからはしてこなくて疎遠になったじゃん」

「それはおまえ、おまえが結婚してたからだろう」

「違うし。結婚してなかった時だし」

あなたの記憶は、昔のことが曖昧になっているようだった。

詳しくその時の状況を説明しようと思ったけど、まぁいいかと思って、あえて、つっこまなかった。

私は、昔のことを覚えすぎてるところがあって、あなたに「お前がなんでもかんでも覚えてるから、俺は下手なことが言えない」と言われたことがあったから。


「私に冷めてないよね?」と聞くと「もちろん」と返ってきた。

「冷めてしまうんじゃないかと思って、それが不安だよ」と言うと「冷めて去っていくのは、おまえのほうだろう」と言われた。


どうやら、過去の疎遠になった理由は、私が冷めたからだと思っているようだった。


意外な事実に、また驚く。


「冷めるわけないじゃん!好きすぎてつらくなって去ってたんだよ!」と咎めた。


あなたのその言葉に、今まで言われてきた言葉が重なって、あなたの気持ちを知る。


「ちゃんと会えよ」とか、「こうしてずっと会っていこう」とか。


あなたはとにかく、私と長くつきあっていこうと思ってくれているんだよね。


あなたは、「つらくなる必要なんかないんだよ。おれはおまえとはずっと会って行きたいと思っているんだから」と優しく諭してくれた。

あなたの気持ちが知りたい。
愛されている実感が欲しい。

そう願う私に、

「俺の気持ちは、会ったときに言うから」


とにかく、会うことにこだわっているのは、あなたのほうだった。

会えないのには、理由がある。

2人が会える時間には限りがあるから。

それを理解して、私は待つということを覚えなければいけない。


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まひろ [MAIL]

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