永遠の愛

2014年07月28日(月) 追記

夫が友達の家でバーベキューをすることになり、送っていった。

行きは夫の運転だったのだけど、、あなたの実家の前を通った時、あなたらしき車が見えた。

まさか?と思ってナンバーを確認したら、やっぱりあなたで。

ちょうど実家を出て、反対方向に走り出すところだった。

それでもう、私の心は、ざわざわと波立って。

携帯を取り出して、メールをしようと迷って、バックにしまって・・・と挙動不審。

夫の友達も乗せていたので、話をしていたのだけど、途中から上の空になってしまった。


一人なら、追いかけて、なにがなんでも会いたかった気分。


近くにいたのに。


近くにいたのに、会えなかったという、やるせなさ。


いつ会えるかわからない人との、偶然の再会でもないのに。


結局いてもたってもいられなくなって、こっそりメールした。


「実家から出てくるところ発見!夫が友達の家でバーベキューで、送るとこだった^^」


明日の朝、「昨日見たんだよー」と電話で話してもよかったのに。

今あなたに知らせて、反応を知りたかった。

だからといって、あなたから今返事が来るはずもないのに。


それでも、どうしても諦めがつかなくて、夫と友達がスーパーに買出しに出かけた時、電話をしてしまった。


運転中だと思うから、切られるだろうなぁと思いながら。


少しして、あなたが、「もしもし」と出て、「運転中じゃない?」と聞くと「大丈夫だよ〜」と言われて。


「も〜う、見ちゃったからさ、辛抱たまらなくなって、声を聞かないことにはどうにもならなくなっちゃったよ」と冗談ぽく言うと、あなたは笑うのかと思ったら、少し真剣な声で「俺も、どのタイミングで連絡しようかと思っていたよ」と言われた。



その一言で、さっきまでの不安な気持ちが少し楽になる。

朝は朝で、どうにも気持ちがおさまらなくて、あなたからの甘い言葉が聞きたくて、愛を感じたくて、「時間あったらラブメールちょうだい」とメールしていた。

「ラブメールもね」と言うと「ごめんごめん、今日はバタバタしてて、できなかったよ」と言われ、「まぁ、また声が聞けてよかったよ」と言うと「おう」と、俺もだよみたいな返事が聞けた。


私だけが、好きで好きでたまらないんじゃないかと思って、苦しくて苦しくて仕方がなくなる。


けれども、あなたの思いを知っただけで、こんなに気持ちが楽になる。


油断すれば、すぐに忘れてしまって、報われない片思いのような気持ちになって、つらくなるけど。

もう、今は違うのだ。


私は心を大きく持って。


あなたを信じて。


辛抱して。。


未来をみつめなければ。













会った翌日は、とにかくしんどくてしんどくて。

一日中あなたのことばかり考えている。

昨日の夜は、昨日の今頃あなたがうちに来たんだなーって考えたり。

今朝も、昨日別れてからもう一日たったんだ〜って、思った。



夕べは、夫が仕事から帰ってきたとき、現実を受け入れることに戸惑う自分がいた。


「家に戻れば現実」と、ため息とともに自然に切り替えられていたのに。


あなたの存在が大きくなり過ぎていて、いつどんなときも頭から離れない。


あなたはきっと、日常に紛れて、私のことは少し遠いところに置き去りにしているに違いないのにね。。



今朝の電話の声も明るくて、「ありがとう」と「楽しかったね」の言葉にも、「こちらこそ〜」「おう」といつもと変わらないあなただったけど。


「長い時間会ってたから、満足して、冷めてないでしょうね?」と聞くと「全然!」と返ってきけど。

「すぐにまた会いたいと思う?」と聞くと「思うよ」と返ってきたけど。


そっか・・・と安心する反面、全然満足できなくて。

せつなさは募るばかり。



幾度となく聞かされた、愛の言葉も。


何度も何度も思い出しているけれども、それでも私の心は満たされなくて。


会いたくて会いたくてたまらない。



今度はいつ会えるだろう。


いつくらいに、会おうと思ってくれているのだろう。


私は、可能ならば、毎日でも会いたいのに。


あなたの日常になれたら・・・。





思い出したことをひとつ。



お揃いのストラップを持とうよと、提案した。


「6」の数字のストラップ。


「なんで6?」


「二人の誕生日の数字。これなら共通だから、変じゃないでしょ。私の好きな数字なんだよね。2人のラッキーナンバーにしようよ」

「そっか。じゃあ、いいのがないか探してみるわー」


探してくれるの?つけようと思ってくれるの?と意外な反応にびっくりした。

俺、携帯には何もつけないのよね〜とか、そういう反応を想像していたから。


それでも、私が探してきて、あなたに無理やりつけさせるって情景を想像していたから。


あなたは、覚えているのかな。。



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まひろ [MAIL]

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