気分が悪かった。 とりあえず、で感謝されて、どぅお? とりあえず、で気持ちを送ったわけじゃない。 想いぶつける相手が違うと思う。 想いの圧に包囲され、とりあえず、で切断くった。 むしょうに悲しかった。 私の言葉や気持ちは、「とりあえず」の言葉に、 滅多打ちされた。
お腹もまだ痛くて、2件の友達の誘いを断った後だった。
一人で居たくなかった。会いたい人が居た。
お電話してみると、お元気な声が届いた。 一緒にご飯を食べることになった。 出かける準備をしながら、それからの時間のことを想っていた。
何を食べようかと話しながら、何軒かまわったけど、 前に一度行った、近所の和風料理屋に入った。 同じお皿を一緒につっつき、少しのお酒を飲んだ。 塩タンの厚さに声をあげ、なすの揚げ出しを取り合った。 何皿かの料理をお腹いっぱいたいらげた。 そして帰りに、今一番のお気に入りのヨーグルトを 喰わせてやると、意気揚揚に喜んで、コンビニに寄った。 某社の小苺なんとかヨーグルト。 かなりお気に入りの様子で、嬉しそうに5つ買っていた。 私は、こいつのこういう犬っぽい笑顔が大好きなのだ。 だから、きっと、こいつに会いたかったのだ。
小苺なんとかヨーグルト、確かに美味しかった! 本当に小苺が、ごんごん入っていて、 ヨーグルトよっか、小苺の方が多いかもってくらい。 目の前で小苺に笑いながら食べる私を見て、犬の笑顔があった。
「とりあえず、の切断」は、いつのまにか消化してた。
小苺なんとかヨーグルト、ぜひお試しあれ! とりあえず、喰っておけ!? 。。。とりあえず、って難しいね。。。。むぅ。。。
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