あずきの試写室

2005年06月02日(木) 「モンスター」

シャーリーズ・セロンの変身ぶりは
想像以上にとんでもなく、
DVDで観ていた
「シリアル・キラーアイリーン「モンスター」と呼ばれた女」
(タイトル長すぎ)
アイリーンそのものってぐらいに似ていてびっくりです。
主演女優賞も納得。
でも、今回作品を観て、おおクリティーナ・リッチも
これまたアイリーンの愛するセルビーという
役柄になりきっていて、もっとこの作品を紹介される時に
評価されてもいいのに!と思ってしまいました。
それほど、主演2人の演技は良いです。

でも、物語は、暗いとか、アイリーンの生い立ちの
悲惨さとかを考えてみても、どーしても
シリアル・キラーになってしまった過程が
納得できなかったんです。。
愛するセルビーと暮らすという
今まで叶わなかった夢を実現させるため。
確かに最初の殺人は、正当防衛といえるかもしれないけれど。
その後6人も殺してしまう。。。
しかも映画の中で最後に殺されたおじさん。
哀しすぎます。。。。

実話といっても、生い立ちについても
詳しく触れられている(時間的なこともあるしね)というわけではないので、どの程度悲惨さか解らなかったせい??うーん。
勿論監督も美化して描こうとしているわけでは
ないとは感じるのですが。
なんか自分でも歯切れ悪し。
先に、ドキュメンタリーでアイリーンの様子を見ていたせい??(失礼)

シャーリーズ・セロンが製作も手がけているとのことですが、
死刑制度ということについても、
ちらっと考えてしまいました。



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