シャーリーズ・セロンの変身ぶりは 想像以上にとんでもなく、 DVDで観ていた 「シリアル・キラーアイリーン「モンスター」と呼ばれた女」 (タイトル長すぎ) アイリーンそのものってぐらいに似ていてびっくりです。 主演女優賞も納得。 でも、今回作品を観て、おおクリティーナ・リッチも これまたアイリーンの愛するセルビーという 役柄になりきっていて、もっとこの作品を紹介される時に 評価されてもいいのに!と思ってしまいました。 それほど、主演2人の演技は良いです。
でも、物語は、暗いとか、アイリーンの生い立ちの 悲惨さとかを考えてみても、どーしても シリアル・キラーになってしまった過程が 納得できなかったんです。。 愛するセルビーと暮らすという 今まで叶わなかった夢を実現させるため。 確かに最初の殺人は、正当防衛といえるかもしれないけれど。 その後6人も殺してしまう。。。 しかも映画の中で最後に殺されたおじさん。 哀しすぎます。。。。
実話といっても、生い立ちについても 詳しく触れられている(時間的なこともあるしね)というわけではないので、どの程度悲惨さか解らなかったせい??うーん。 勿論監督も美化して描こうとしているわけでは ないとは感じるのですが。 なんか自分でも歯切れ悪し。 先に、ドキュメンタリーでアイリーンの様子を見ていたせい??(失礼)
シャーリーズ・セロンが製作も手がけているとのことですが、 死刑制度ということについても、 ちらっと考えてしまいました。
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