あずきの試写室

2004年06月04日(金) 「黒の怨」

アメリカでは一般的に知られている
抜けた乳歯を枕元に置いておくと
気がつくと換わりに金貨があるという言い伝え。

以前アメリカに住んでいた親戚に
その話を聞いた時は、どういう状況か
いまひとつ浮かばなかったのですが。
こういうことだったのですね。。。
の、トゥース・フェアリー(歯の妖精)が
邪悪な存在となって襲ってくる当作品。
(なんか妖精というと怖くないのですが)

歯の妖精は150年前に村人によって虐殺された
老婆マチルダなので、出てくるのは老婆の妖精(謎)
しかも、陶器の仮面をかぶり、空を自由自在に飛び回ってやってきます。
怖いというよりも、ゲームに出てくるキャラクターのよう。
そんなマチルダの弱点は、明かり。
なので、きゃあきゃあいいながら
みなさん明かりを求めて逃げ惑います。

85分という短さで、残虐描写もなく、結構マイルド味です。
マチルダの身軽に空を飛んでくるという
キャラクターは、今後も映画に使われるかも!

そんなマチルダの存在をかすめさすような
子役俳優リー・コーミーがかわいいです。
また「ゴースト・シップ」で印象的だった少女エミリー・ブロウニングも
最初に登場。
子役とおばあさんが光っている作品ですね^^
といってもほのぼの系じゃないけど(ホラーだって)


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