あずきの試写室

2004年05月30日(日) 「イン・マイ・スキン」

フランソワ・オゾン監督と共同脚本した
「8人の女たち」「まぼろし」が有名な
マリナ・ドゥ・ヴァンの
主演・脚本・監督3役をこなした作品。

マリナ監督本人をこの映画で初めて見た私ですが、
かなりインパクトのある容姿ですねー。
この主人公の役に合っている容姿かも。
最初この役を引き受けた女優はすごいなあと
思いましたが、監督自らがしていたとはびっくりしました。

昨日の映画も、変わっていましたが
衝撃度といったら、この作品。かなりのものです。
仕事をこなし、日常生活も充実しているはずの女性が
足に大怪我をしたことから、
ある意味はまってしまう自傷行為。
この行為がどんどんエスカレートしていくのですが。
ホラー映画も真っ青なほどの描写です。

自分の皮膚を噛み切ってガムみたいに
くちゃくちゃ噛んだり。
うひゃああああ痛そうーーーーと。
食前食後のご鑑賞は遠慮したほうがよさそうです。

といっても、監督はきわものとして作品を作っているわけでは
ないと思っているはず。
オープニングの2分割の映像は、スタイリッシュだし、
主人公にしか見えないレストランでのシーンなど、
結構センスが光っていますが。。。。

今後のマリナ監督の行き着く先を、
固唾を呑んで見守りたいと思います。


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