金髪の座頭市、タップダンスがある時代劇、 という感じで作品の内容以前に 語られちゃったところのある座頭市ですが。 なかなかテンポもよく 新時代劇(自分の中で勝手に命名) という感じで、私としては良かったです。
畑で、本来の畑仕事とは違うだろう(笑)という 農夫の動きも結構面白い。 勿論最後のタップシーンも。 大工シーンも。 其々がリズムに合わせて、楽しい。 実は、年末映画を見る前に THE STRIPESのタップダンスを 見に行ってきて 楽しかったのを思い出しました(普通逆ですね)
正直、座頭市があまりに強くて 浅野忠信演じる服部源之助弱すぎ!! 他の敵も、もっと根性見せてくれーと 思わないではないですが。うん。
ところどころちりばめてある笑いも 肩の力が抜けてよかった。 実際、慌てたら 剣を抜くとき、思わず味方の 腕なんかをかすめてしまうことも あるだろうなあと思ったりしてたので、 納得納得(笑うシーンでもあるんだけれどね)
殺戮シーンが多いことや、 やっぱり違和感を感じることも否めないので 私以外家の人は全員不評でした。 賛否両論分かれるのも確かに。
でも、良い意味で見ていて肩のこらない 新時代劇。もっとできるといいな。 で、今一番期待なのが 大好きな長谷川海太郎さん原作 夏公開の「丹下左膳」! しかも左膳をトヨエツが! この夏一番の期待だなあ。わくわく。
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