あずきの試写室

2003年12月04日(木) 「エニグマ」

近所のレンタル店で、出た出たと
しっかり「デッド・コースター」の空箱をレジに持って行ったのに
帰宅して、さあ見ようと出てきたのが「エニグマ」だった。なぜ??
で、料金も払っちゃったので見てみました。

ミックジャガー初プロデュース作品でもあり、
エキストラ的にちょこっと出てもいます。
いあ。見ている時は気がつきませんでした。
後からメイキングを見てわかりました。
あの特徴のある顔で気づかないとは。。もぐりあずき。

戦時中イギリスにあった暗号解読センターブレッチリー・パークが
舞台になっていますが。
このセンター戦後30年目にして、初めて一般の人々に
その活躍を知られるようになったって、すごいなあ。
当時1万人の人が勤めていたというのに。
現在は、博物館になって一般に公開されているというので
見てみたい。

暗号解読者のみなさんが、これまた個性があって
今で言うハッカー、暗号おたくとでもいうのでしょうか。
でも、そういう面白みは正直あんまり描かれていないのです。
暗号解読が勿論テーマなんだけど
恋愛物語りもミックスして、戦争物!!と
堅苦しさだけを強調していないところは
とっつきやすいです。
でも、逆になんかなんだなー。
だって、主人公の天才数学者恋にくるって
去っていこうとする恋人に、秘密を教えれば去らないでくれるのか的
雰囲気になっちゃって。どうよ。
うーん、恋のためなら教えちゃってもいいほどの秘密だったのか(爆)

天才役のダグレイ・スコットが、地味ーで、苦悩する
主人公を違和感なく演じています。ほんと地味な役者さんだなあ。

それにしても、びっくりなのがケイト・ウィンスレット。
激太りと一時期聞いていたのですが、
かなりのボリュームで。。。
「乙女の祈り」の時が、懐かしいです。。。。

マイケル・アプテッド監督作品とのことで
マデリーン・ストウ主演の「ブリンク」
久々に見てみたくなりました。

暗号は解読できたけれど、女性の心は解読できなかったという
映画でした。違うけれど、なんだかその点ばかりが。。。。
エニグマ機の構造はなかなか面白かったです(う。それだけ・・・)



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