あずきの試写室

2003年07月29日(火) 「マーサの幸せレシピ」

腕のいい料理人マーサの、成長物語。
といっても、マーサは若い女性ではないです。
その心は内気で、結構頑なです。
なので、勤めるレストランの支配人には
「街で2番目のシェフ」
なんて言われてしまう始末。
そんなマーサの元にやってくることになった
姪のリナが、なんとも言えず。
8歳でも一筋縄ではいかないぞーって感じ。
最初はふてくされているけれど
徐々に心を開いていくとともに
マーサの心にも変化が訪れるのですが。

そんな二人のもとに
登場するマリオ!がなんとも言えません。
一瞬シャマラン監督(笑)なんて思いましたが。違います。
最初この軽薄そうな男ー
なんて思いましたが、リナと一緒にいると
「シャマラン結構いい奴じゃん!」
なんてすっかり、リナに感情移入(おい)

全体のトーンが思ったより暗めというかおとなしめというか、
ちょっと意外だったのですが。
それだからこそ、マーサの心がまっすぐ
自分に向ってくるのかも。

マーサのきりりとエプロンを着ける姿はきまっていて、
料理台に手早く並べられる、料理の数数は芸術的!
思わず、見終わった後
深夜なのにうどん食べちゃいました
(マーサの料理とえらい違い)(涙)

脚本監督は、リナの母親役で、ビデオの中にちらっと登場する
サンドラ・ネットルベック監督ですが。
なかなか可愛らしい監督ですねー。なんか表情がいいの!

それにしても下に住む建築家が
自分の子供が遊びに来ていた時に頭につけていた
「すべてに射矢ガール」(カルトすぎ)
みたいな矢はなになに。私も欲しい(料理と全然かんけいないし。。。)


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