あずきの試写室

2003年06月18日(水) 「シャーロット・グレイ」

先日見た「阿弥陀堂だより」の日本の美しい自然と
今日見た「シャーロット・グレイ」のフランス南西部の
古くからある建物と自然にこれまたうっとり。
映画の内容云々よりも、まず景色に目が。。。
実はいくつか細かいことが
気になっちゃったのですが。
シャツの干し方変わってるなあとか(まったく関係ないです)

舞台背景としては、戦争の真っ只中なのですが
シャーロット・グレイという女性の
ある意味成長物語。
恋愛がらみでありますが、
語り口があっさりしているので
それほど甘くはないです。
むしろ静かな痛みを感じてしまいました。

主演のグレイ演じるケイト・ブランシェットが
ほんといいですねー。
あのブルーの瞳と真っ赤な唇に思わず吸い込まれそうです。
恋する女性から、自ら飛び込んだ世界に
恐れつつも、背筋をピシッと伸ばして
立ち向かっていく女性へと変貌していくのは
かっこいいです。

そんなケイトと互角に演じているのは
本来ならジュリアン役のビリー・クラダップなのですが
あえて私は、そのジュリアンの父役マイケル・ガンボン。
無骨ながら頼りになって
お父さん私も守ってくださいー
なんて思わず委ねたくなっちゃう存在感。

正直、思わずそれは無理だろうー
なんて思っちゃう箇所もあったのですが
少ない登場人物のひとりひとりが、
キャラクタとして立っていたので、
2時間の長さを感じませんでした。

それにしても、シャーロットが恋した軍人。。
どこにほれちゃったんだろう(笑)
わ。わからん。。。





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