あずきの試写室

2003年04月22日(火) 「ボーリング・フォー・コロンバイン」

コロンバイン高校の二人の生徒による、いじめが発端で起こった
無差別殺人。その事件の前に二人が朝6時からしていたのは
ボーリングだった。
マイケル・ムーア監督いわく、マリリン・マンソンの歌を聞いていたから
ライブを禁止するなら、なぜボウリングも禁止しないのか。

銃社会のアメリカと同じに銃が一般に普及していながら、
銃による被害がほとんどないカナダとはどこが違うのか。
デトロイトと対岸にあるカナダの街では、
一年で起きた銃犯罪が、デトロイトから来た人が
起こした一件だけだった。うーん。

この映画を見ると、アメリカがいかに銃犯罪が多いかということから
過去にさかのぼって、アメリカの持つ恐怖から犯罪をおこすという
現実をまざまざと見せ付けられます。
私が普段喜んでみているハリウッドの華やかな世界。
世界に誇れる文化を持つ反面、昔から犯罪に彩られた現実。

隣国カナダでは、普段でも家の鍵をかけたりしないというのには
ただただびっくり。

監督自身全米ライフル協会の終身会員で、
協会会長のチャールトン・ヘストンとのかみ合わない会話は
見ていて、本当に参った。

初めてテレビでデトロイトでアポなし取材に駆け回った
「ロジャー&ミー」を見たときは
監督の姿は、一瞬えっと思うほど、なんだかださく見えてしまったが
いあいあ見かけに騙されてはいけないぞ!と。

この作品でますます、監督の着眼点に真面目に圧倒されたが
映画のインパクトに劣るものの
若い時のほっそりした姿はちょっとびっくり。
服部君の事件も取り上げて欲しかったな。





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