あずきの試写室

2003年03月28日(金) 「イン・ザ・ベッドルーム」

先日行われたある事件の裁判を
どうしても思い出さずにはいられませんでした。
その事件の重さを思い出すの同じぐらいに
映画の中の世界が
フィクションではなく
ノンフィクションのような。。

とにかく全編に渡って
丁寧に作ろうという気持ちが
ひしひしと伝わって来て
見ているこちらまで
背筋がぴんと伸びてしまうような気分。

ひとり息子を殺されてしまった
夫婦のその後の生活が
静寂と淡々とした
流れの中で過ぎていきますが。。
いやはやどうして
心の中の葛藤は
当事者じゃなくては
計りきれないほどの
辛さと複雑さを
無理なく感じさせてくれます。

で、一体この夫婦はどのように
この事件と折り合いをつけて
生活していくのか。。。
一瞬、心の再生物語を連想しつつ
先はどうなってしまうのか。。。
まばたきもせず
画面を見詰め続けていたのですが。。。

うーーーーーーん。
最後が私には、なんとも言えず
残念というかなんというか。。。
確かに気持ち的にこうなってしまうのも
分るのですが。。。
でも、これだけ丁寧にリアルに作ってあったら
別の結末を迎えて欲しかった。。。
難しい。。。

テーマが重かったので
おちゃらけずに鑑賞。
でも、犯人役のウィリアム・マポーザーには
突っ込み所満載だったなあ。くくく(怪しい)


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