No._ _ _ _ _ _ _ _ _ Date 2003年03月18日(火) |
僕の生きる道 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 見終わった後、なんかぼーっとしちゃって。 そのあと、「ぷ」も見て、エガちゃんに大笑いとかもしたのだけれど。 実家宛に梱包されたダンボール、 片付けられた本棚、 連絡してほしい人の名簿、 まとめられた書類。 「帰って来たら替えますから」 「帰ってたら替えてくれるって言ったじゃない」 ステージで倒れて、病院に担ぎ込まれ、ハサミでワイシャツを切り裂いた時にあらわれた、あばらの浮くほど痩せた胸、 こけた頬、 隠せない眼の下のくま。 「僕のこと忘れないで下さいね、でも僕にしばられないで下さいね。」 「母さん、ありがとう」 「それは生きたとはいえない、僕は生きたい。…生きたい。」 病院を抜け出して、寄り添って歩いていく二人、 「後悔した28年も愛しい」 あんなに意志に満ちていたのに、段々、チカラがなくなっていく目、 「砂肝」 閉じられたまぶた。 約束の木の下で中村先生に教え子のことを報告するみどり先生 そんなみどり先生をみつめる中村先生。 よかったんだと。 中村先生は、自分の人生を精一杯生きたんだと。 そして、中村先生が伝えたかった思いは、ちゃんと、届いたんだと。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - |