日記
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2004年04月05日(月)


祖母の容態は、僅かずつではありながらも良い方向へ向かっている様です。
人間の生命力というのは、本当にすごいものだ。「生きている」ということは。
祖母が倒れた週の土曜日に、わたしは病院に行った。丁度休みを取れた私の両親や弟、あと母の兄である伯父やその家族。盆や正月でも近年ありえないくらいの集まりよう。ICUのベッドの上で、ちいさくちいさく見える祖母が寝ていた。難しいことはよくわからないが、脳の左側がそこなわれてしまって右半身はもう動かないらしい。言語中枢がだめになっているからもし奇跡的に回復してももうしゃべったりすることはできないでしょうというのが医者の話。左側の手や足はうごかしている。わたしは左手をにぎって話しかける。にぎりかえしてくる力。それは私だとわかってのことではないだろう。無意識の反射によるもの、あるいはそれに似ているもの。泣きそうになったが本当につらいのは私ではなく生きようとしている祖母なのだ。だから我慢した。「生きていてくれている」ただそれだけでわたしはうれしかった。

祖母が倒れて3週間ほど経過したが、ずっと意識不明だった祖母が今日伯父のことばに僅かながら「反応」したとのこと。かすかに目を開けて、うなずいたそうだ。ほんの一瞬のできごとで、その後はまた深い眠りにおちてしまったようだけど。

「生きていて欲しい」それは「生きて」いる人間の我儘なのかもしれない、と時々思うことがあるが(別に今回の祖母の件に限らず)、何が正しいのかなんて本当のところは誰にもわからない。





全く話は変わるが先月、リプトンの「すすめ!マリレオ」にはまっていてたいしておいしくもないレモンティー(甘すぎ)ばかり飲み続けていた結果、「マリレオちょこちょこフィギア」が2種類当たった。今まで懸賞の類に当たったことの無いわたしにとってはちょっとした事件。この波に乗って「マリレオジャンボぬいぐるみ」も是非当てたいと思います。


勤務先に関してはちょっとした異動もあり、一番主要な部署みたいなとこに何故かまわされて重くてちょっと押し潰されそうでゲンナリしているところ。あまり目立たずひっそりと生息していきたいと目論んでいたのは上にはバレバレだったってことか。まぁなんとかやってくしかないですよね。


4/3横浜の公園で花見兼同期の送別会。夜桜は素敵でおでんも焼きそばもお酒も美味しかったけどやっぱり同期が辞めるのはさみしい。置いていかれる気分ってやつ。それぞれの道で、幸せになれるようにがんばろうね。


高校の同級生でいちばん仲良かった子が「できちゃった」とのことで急遽7月に挙式。いまやめずらしいことでもなんでもないが、身近に起こるとフシギなかんじだね。




yuri |MAIL

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