福田首相の所信表明演説は、各省庁が出してきた数行ずつの官僚作文をつなぎ合わせ、最後の一段落だけ付け足したといった感じのもの。首相自身が何に力を入れたいのか、思いがまったく伝わってこない。首相が本会議場で所信表明演説を読み上げ出してしばらくしてからは、自民党議員さえ拍手をしなくなってしまい、沈滞した雰囲気となってしまった。
福田首相は「官僚を使うのがうまい」と言われているが、それは裏返せば、官僚の言いなりになっている、ということ。
我々は、自民党が官僚との癒着・馴れ合いで、暗黙のうちに認めている税金のムダ遣い(独立行政法人、特殊法人、特別会計、談合・・・)を徹底的に攻めていく。