6月1日から国会でもクール・ビズ(夏の軽装化運動)が始まった。環境配慮で冷房の設定温度を28度にする代わりに、本会議以外はノーネクタイ・ノージャケットでいい、というもの。率先垂範する立場の首相や官房長官は涼しげな格好でテレビに登場しているが、初日の1日は、議員も様子見で、今までどおりの人が多い中、ポツポツとノーネクタイにジャケットという人がいる程度。今日2日目は、ノージャケットの議員もたまに見かけた。
今まで、国会議員は、身分証明書が全員に配布されているわけではなかった。希望者のみ。国会議員にとっては、ジャケットの襟に着ける議員バッジと本人の顔そのものが身分証明書代わりなのだ。国会議事堂や議員会館の守衛さんは国会議員全員の顔を覚えていると言われているが、さすがに、ノーネクタイ・ノージャケットになると、守衛さんも判別が大変になるだろう。そこで、身分証明書を皆持つようにとのお達しがあり、私も最近入手した。
私も昨日はネクタイをして、ジャケットを持ち歩いていたが、今日はネクタイもはずした。暑がりの私には28度の中でネクタイをしていると汗だくになってしまう。ノーネクタイの議員の中にはピンクなどカラフルなワイシャツを着る議員も出てきた。これから他の議員がどんなシャツを着るかというのも一つの楽しみになってきた。