英国人の彼女
6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。

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2004年07月12日(月) 民族博物館

大阪の万博跡地にある国立民族博物館に行きました。

もうね、大感動。わたしの大好きなマスクやバスケットや彫り物がウェーブのように押し寄せてきて、隣接しているエキスポランドなんて目じゃないほど興奮しました。いや、この博物館はまさにマニアの遊園地ですよ。はっきりいって、大英博物館の同種の展示よりも見ごたえがあると思います。確かに大英の方が質的にはいいものがそろっているのですが(かなり早い時期に強奪もしくは1丁の銃と引き換えに大量の芸術品を奪ってきているのですから当然ですが)、国立民族博物館はそれを補って余りあるバラエティと量で、見る人を圧倒します。願わくば、もう少し詳しい説明が欲しいところですが、わたしのような半端なマニア以外には、これ以上は必要ないのかもしれません。真のマニア(民族学を専門にしている人々)は、別に説明なんて読まないでしょうし、一般の人々には「ブルキナファソのお面」で十分でしょう。(もしかしたら、「アフリカのお面」でも十分かも・・・)


わたしはアフリカのお面が大好きなのですが、その影響でダーリン(仮名)までアフリカンマスクのファンになり、彼の方が金銭的にゆとりがあるのと、家が広いのとで、今ではダーリン(仮名)の方がずっと数多く持っています。高いんですよ。アフリカンマスクって。お土産用に作られているようなものでも、ちょっとセンスのいいものを選ぼうとすると1万円は下りません。ほんとのアンティークともなると、目玉が飛び出るほどの値段がします。

しかも日本のアパートに飾るには大きすぎるものが多いので、わたしはほとんど持っていないのですが、民族博物館のアフリカコーナーにはすごくステキなものが沢山あって、久しぶりにアフリカンマスクに囲まれ、しみじみ幸せになりました。



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