英国人の彼女
6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。

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2003年08月25日(月) 別荘

週末は、首都から来るまで4時間ほどのところにある英国大使館の別荘に行っていました。車で1時間=50キロでご計算下さい。

別荘がある湖は、この国で唯一泳げるところです。他の湖や川には住血吸虫という寄生虫がいるので、決して手足を浸けてはいけないと言われています。まあ地元の人は、その辺の川で水浴びしてますけど。

英国大使館の敷地に入る前に、隣の米国大使館の別荘の敷地の中を通るのですが、これがもう、さすがアメリカ。首都にある大使館の中も、アメリカをそっくりそのまま持ってきたという感じですが(映画館もあるという噂)、この別荘も地面を全部平らにならした上に芝生を敷き詰め、バレーボールのネットなんかが立っていたりします。キャンプサイト風にアレンジしてあるのですが、ちゃんとテントを立てるところはコンクリートの土台とトタンの屋根が用意されていて、雨に濡れる心配もありません。なんのためのキャンプなのかはよくわかりませんが、とにかく小綺麗。この国らしさのかけらもありません。


それに引き替え英国大使館の別荘。自然大好き、鳥大好き、動物大好きなイギリス人仕様なだけあって、ほぼ自然のまま。ハイエナは夜になったらうろついているし、ヤマアラシも普通に出歩くらしいし、一見草ぼうぼうですが、大自然のまっただ中という開放感を味わえます。野ウサギも3回ほど見掛けました。ふかふかしてそうで、むちゃくちゃカワイイの。


で、夜はバーベキューしたり、キャンプファイヤーしたりするのですが、何がいいって、火をおこしてくれたり、後かたづけしてくれたりする使用人がちゃんとここにもいるのですよ。さすがに洗い物は自分でするのかと思っていたのに、気がついたら全部洗ってあるし。君たち甘やかされすぎ、と思いつつ、しっかりお世話になってきました。外交官ってなんて楽なの。


写真をフォト日記の方にアップしましたので(更新が反映されるまで少し時間がかかるようですが)、宜しければどうぞ。



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