英国人の彼女 6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。
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2003年06月03日(火) |
バックパッカー根性がイヤ |
メールの返事が滞っています。ごめんなさい。じっくり書きたいので、もう少し待って下さい。
こういうこと言っていいのかわかりませんが、バックパッカー根性の人ってわたしは大嫌いです。
バックパッカーはいいの。汚いトイレとか、虫とか、重たい荷物とかがダメなわたしにはとてもできませんが、地元の人と触れないながら旅行するのは楽しいだろうな、と思います。でも、バックパッカー根性の人は大嫌いです。
2ヶ月ほど前、友人の友人の友人、という人が職場に訪ねて来まして(わたしの元彼のクラスメートを知っているらしい。)、この国のことを知りたいからいろいろ教えて欲しいと言われました。そんなのはっきり言って赤の他人じゃないですか。別にご飯食べるくらいはいいですが、おごってもらって当然、という態度はどうなんでしょうか。うちの家はホテルじゃないんだから、そんな見知らぬ人をいきなり泊めるわけにはいきません。国内旅行の航空運賃が住民だと半額以下になるからって、わたしのIDなんて貸せるわけがないでしょう?首都にいる間、わたしの車と運転手を使わせて欲しいって、どこまでずうずうしくなれるのでしょうか。
確かに彼女は学生で、お金がないかもしれません。だからといって、他人の好意に甘えなければ旅行できないのであれば、旅行なんてするべきではないと思います。しなくては生きていけない、というわけでもないのですから。苦労してでも旅行したいのなら、それだけの覚悟をして下さい。この国にお金のない旅行者が来たからって、わたしが面倒を見てあげなくてはならない義務などないのです。
彼女と話しているときに、エジプトの話になりました。禁止されているクフ王のピラミッドに10人くらいの団体で深夜登り、降りるときに警備員に見つかって、男の子は殴られ、女の子は触られまくった、と言っていました。「いやー、日本人とドイツ人がピラミッドに登るので有名なんですけどねー」って、これは自慢話なのでしょうか。聞いていて、その日本人でいることが恥ずかしい、としか思えなかったのですが。
それに、10人の団体で登る、という発想もイヤです。登りたいなら1人で登ればいい。
その彼女が、昨日、再び大使館にやってきました。デジカメに貯まった写真をCDに焼きたいので、パソコンを貸して欲しいそうです。仕事中にそんなことを言われても困るのですが、しょうがないので私用パソコンの方を使って貰うことにしました。
3時間後。 私:あの、あとどれくらいかかりそうですか? 彼女:えー、まだいろいろしたい作業があるので・・・
普通、人のパソコンを仕事中に借りるんだったら、デジカメの写真をCDに落とす、だけの単純作業にしませんか?画像処理だのなんだのを、どうして今しないといけないんでしょうか?こっちで出会った誰かにあげたいのかもしれないけれど、はっきり言って迷惑です。彼女がいる間の3時間、オフィスを空けるわけにもいかないので、この日は全然仕事になりませんでした。
妹がお腹を壊して寝ているので、どうしても早めに帰りたくて(といってもその時点で終業時間を2時間も過ぎていたけれど)、申し訳ないんだけど、と帰って頂くことにしました。
ホテルまで送ってあげて、最後の一言「明日もパソコン使わせてもらっていいですか?」。もうムリです。
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