英国人の彼女 6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。
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2003年04月13日(日) |
彼のこと、わたしのこと、出会いからつき合うまで【1】 |
週末分の日記をせっせと更新しております遙です。昨日の日記もさっき書いたばかり。よかったらご覧下さいませ。
今日は、彼のこと、わたしのこと、2人のなれそめなどを。
彼は、当地イギリス大使館の一等書記官です。オックスフォード出身で、外務省に入り、あと2回か3回昇進したらたぶんどこかの国の大使になります。はっきりいって、わたしとは住む世界の違う人です。年もけっこう食ってます。11歳年上のただいま36歳。
わたしは、しがない大使館雑用係。日本では大学院休学中(中退の危機)、家も貧乏。ただの庶民です。この仕事は、「あら、こんなところに楽に金のなる木が☆」程度の気持ちで応募しました。外交官に対する熱い気持ちなどかけらもありません。
そんな2人の出会いは、わが家でした。去年の6月に職場の同僚がワーキング・ディナー(要するにご飯を食べながら仕事の話をする)をするというので、うちの家を提供したのです。彼女の家のダイニングには、なぜかテーブルではなくて、ビリヤード台が置いてあるので・・・。そこに呼ばれたフランス公使、アメリカ書記官、イギリス書記官(彼)。
わたし:ねえ、うちらが初めて会った時、何しゃべったっけ? 彼:Hallo, Nice to meet you, Thank you very much for today, Good-bye
いやあ、ほとんど会話ありませんでした。だって、わたしが気軽に口を出していいような話題じゃなかったし。それにけっこう人見知りしてしまうので、初対面の人は苦手なのです。彼のことをちょっとかっこいいな、とは思ったけれど。この国、外国人はけっこう多くて、そのうちの半数以上は外交官や国際機関職員ですが、かっこいい人は驚くほど少ないんですよね。
次に会ったのは、その2週間後。上記職場の同僚の同居人の誕生日パーティ@知らない人の家。ほぼ他人の家の他人のパーティですが、とりあえず誘われたので行ってみました。この時のパーティのテーマは「地中海風」で、招待状には「地中海風の服装で来てください。水着もオッケーよ」と書いてあったものの、みんなその辺は軽く無視して、普通の格好で来てました。彼以外は。
さすがに水着は着てなかったけど、アロハシャツにバミューダパンツ。今から思えば、がんばったんだろうなあ。例の生真面目さで、一生懸命タンスをひっくり返して探したんだろうなあ。・・・ちょっと受ける。ププ。でもそのときは、「あ、あの人この前うちに来てた人だ・・・変なかっこ。」と思っただけでした。
いや、そういえば一緒に踊った気もするけど。次の日、例の同僚に「ちょっとー、あの人めっちゃかっこいいやん!お姉さん、彼とつき合ってよ。お友達になりたーい。」と言った気もするけど(←けっこう気になってる)。でも自分がつき合う、というのは全く考えていませんでした。だいたいこの時は、プロポーズされてた彼氏がいましたし・・・。
長くなりましたので、今日はここまで。
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