英国人の彼女
6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。

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2003年04月03日(木) ずっと住んでいいよ

庭の底が抜けた話のその後。

彼に、来週までに家が直らなかったら賃貸契約解消するんだけど、そしたら次の家が決まるまで泊めてもらっていい?って聞いてみました。まあ、ここ1ヶ月くらいほぼ住んでるようなものだし、今更泊めてもらっていい?も何もないとは思うけど。図々しいとか思われるのもイヤなので。

そしたら、さらっと「ずっと住んでいいよ」と言われてしまいました。

怒濤のようにうれしさがこみ上げてきて、でもなんだか恥ずかしくなって、思わずうつむいてしまいましたよ。ブリッコ風に。そう言ってくれるとは思っていたけれども。わたしにはまってるっぽいし。(自信満々)でも、やっぱり想像してるのと、実際言われてみるのは全然違っててなんだかすごく感動しました。

「うん、そうする。ありがとう。」って言ったら、ギュッって抱きしめられて幸せ実感。こうやって、結局9月に帰国することなしに、この国でこの人と生活することになるのかなあ、となんとなく思い始めてみたりも。


ところで、土曜日からフィンランド人の女の子(って何歳かしらないけど)が、彼の家に泊まりに来るらしいのです。フィンランドからの乗り継ぎで、3日くらいあるからその間泊めて、って言われたんだけど、と相談されたのが先週くらい。1回くらいしか会ったことがないのに困るよねえ、と彼は困ったさん顔で言ってたけど、ちょっとムムッって感じです。じゃあわたし、その間家に帰ってたほうがいいかなあ?って純粋な目で(もちろん心は真っ黒だけど)聞いてみたら、いや、いてくれた方がいいから。是非いて。って。まあ、一緒にいれば、いかにもカップルな振る舞いをしてくれるからいいのですが、向こうはちょっと期待してくるんじゃないのー!?って、微妙ーーーーな気持ち。


この日の夜のお手伝いさん作献立は、マッシュポテトと牛肉の煮込みで、彼がその牛肉料理に飽き飽きしてる風だったので、タマネギ、トマト、赤ワイン、ハーブ、チキンストックを加えて、最後に生クリーム投入して、別の料理に変身させてみました。思いつきで作ったわりには、かなりおいしくて、やっぱ天才シェフか?こういうとき、日本人の過去の彼氏たちに「わたし天才?」とかいうと、まず確実に軽くはたかれてたのですが(関西だからかもしれないけれども)、今の彼氏は「ほんとに天才だよね。料理の学校、行きたいなら行きなよ。今の仕事より、シェフの方が絶対向いてるよ。」ととことん誉めてくれて、それもまたややうさんくさく感じてしまいます。



食べ終わったあと、台所に食器を持っていくついでに音楽聞きながら軽く抱きしめあって踊ったりしていたら、なんだかいい雰囲気になり、その後なんだか怪しい雰囲気になり・・・。

食べたばかりで激しく動くと、おなか痛くなって良くない、と学習しました。



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