30回腕立て 1日目
成果を出すには、「態度・姿勢(スタンス)」と「技術(スキル)」の両方が不可欠。しかし、多くの人は技術、すなわち知識やノウハウ、目先のテクニックばかりを追い求めがちである。
なぜなら、技術のほうが相対的に早く身につけられるから。だが、ここに致命的な罠がある。
手軽に早く獲得できるものは、それだけ参入障壁が低く、すぐにレッドオーシャン化する。
その上、時代の変化に伴う陳腐化の速度も凄まじいため、どれだけ追いかけてもいつまで経っても楽にはならない。
一方で、「態度・姿勢」に重きを置いた生き方はどうか。
それは、思想や信条、信念の不断の更新を通して、地層のように積み上がっていくものである。
さらにそれ自体が、他者からの強固な「信頼残高」を形成していく。
この「態度・姿勢」を自己教育、すなわち鍛えられる対象であると認識している人は、極めて少ない。
具体的には「真摯さ」である。
どれほど能力が優秀で、人当たりが良く、立派な肩書きや実績を持っていたとしても、
根底にある誠実さ、真面目さ、ひたむきさ、そして「世のため人のため」という精神
が欠落していれば、周囲は必ずそれを見抜く。
上辺のテクニックや見栄えの良さで一時的に人を惹きつけることはできても、土台が腐っていれば、人生のどこかで必ず失速し、誰からも相手にされなくなる。
身一つになった時、あなたを支えるのは小器用な世渡りの技術ではなく、生き方に宿る真摯さ、ただ一点。
もちろん私(規格外)はそれを身につけている、などと言っているのではない。
どころか、そのように戒めてすら、なお、その姿勢が身につかないのだから、「かくありたい」と願うのみならず、こうして記し、何度も宣言するより他にないではないか。
話を戻すが、この「真摯さ」こそが、長期的な幸福度や生きやすさ、そして生活力のすべてを根底から支える「堅牢なベースOS」だと考えている。
この見えざる枠組みを理解し、自らのOSのバグを潰し、継続的にアップデートを重ねる。
その確固たる土台の上に、その時々で必要とされる専門能力や技術、知識という名の「アプリケーション」をインストールしていく。
これが、安定的な事業運営やキャリア形成を可能にする正攻法だろう。
肝要なのは、どちらに軸足を置くか、という重心の問題。
人は放っておくと、生存本能的にどうしても短期視点(目先の技術や小銭)に偏ってしまう。
だからこそ、私たちは意識して「態度・姿勢(長期)」に重心を乗せ、日常の一挙手一投足において、常に矯正し続けなければならない。
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