1つの段落を読み終わったら必ず自分の言葉で余白に メモを書いておきます。1行要約というような堅い ものではなくて、必ず自分があとから見返したときに 「ここにはこういうことが書いてあった」がわかる メモです。全体を読み終わったら、そのメモを読んで 設問の該当箇所を探すことになるのです。
メモを取る習慣のない人には、最初はどう書いていいか わからないかもしれません。
第1段落:シックハウスの現状 第2段落:シックハウスの原因 第3段落:具体的なシックハウスの症状 第4段落:シックハウスの防止策 第5段落:これからの建築様式への考察
これは堅い!むしろ下手過ぎる!何が書いてあったか いまひとつわからないんです。
第1段落:シックハウスってなんや? 第2段落:原因、風とおし悪すぎ 第3段落:呼吸困難とか死んだりとかする 第4段落:風とおし良くする。窓開けろ! 第5段落:暑さ寒さを防げばいいってもんと違うわ!
こんな感じでいいのです。
このメモがないと我々プロであっても(興味の湧かない 文章を読む際には)読み進めていくうちに忘れがちに なってしまいます。要するに岩波新書の評論文を読むと 各段落の最初にゴシック体でサブタイトルが付いていますが あれを書く感覚です。ただし、自分の言葉で。
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